お地蔵さんの仏頭の彫刻の工程をストップモーションで作成しました。

まずは動画から

今回は合計、約3日ほどで彫刻、撮影、編集が終わりました。

クオリティーを高めればまだまだ高めていけると思いますが、多くの人が映像として楽しめる範囲内で、今後は妥協点を見つけて編集していきたいと思います。

画像と違い映像は手間かければかけるほど良くなっていくし半端なく時間がかかります。

本来やるべき彫刻をしたり、サボったり遊んだりする時間がなくなってしまうので、動画撮影をどこまで手を入れるべきか悩むところではあります。

YouTubeを見て思うのですが最高のものを多くの人が求めているのだろうかと思うことが多々あります。

こんなのがなんで人気なんだろうかとくだらないと思いながらもついつい見てしまったりします。

反対にこれはすごく手が込んでいて、きっと多くの人に人気があるんだろうと思うような動画であってもあまり見られていなかったりします。

私の投稿した動画は今回で118本目です。

最初に投稿した動画から比べると、動画に対する考え方が随分と変わりました。

そして昨日嬉しいことにYouTube登録者数が100人になりました。

ユーチューバーにとって100人は非常に小さい数字ですが、私にとってはとても大きな数字です。

今まで登録してくださった皆様や多くの視聴者さんなど、に楽しんでいただける、そして多くの人が求めている動画作りを目指して制作していけたらと考えています。

本当に皆さん、ありがとうございました。

buttou,motion-60 buttou,motion-61 buttou,motion-62 buttou,motion-63 buttou,motion-59

 

YouTubeへ動画を投稿 仏頭の彫り方、金継と漆器の修復完成動画、ナイフの砥ぎ方

YouTubeに新たに動画を投稿しました。

それぞれの動画はまた次回にご紹介していきます。

 

漆器の修復

金継の修復動画

野外で一刀彫

カスタムナイフの砥ぎ方の動画

初めての顔出し動画 お地蔵さんの仏頭を彫る

お地蔵さんの仏頭を彫る。(仕上げ) 続き

ー撮影雑感ー お地蔵さんの仏頭の制作行程を二本YouTubeにアップしました。

今回、初めてキャノンの7Dによる動画の撮影をしてみました。

試して良かったです。

思った以上に奇麗に撮れていて、撮影した私がびっくりしました。

以前、動画撮影のプロのカメラを見せていただいてキャノンの1D mark Xという一眼のデジカメで撮影されていました。

そのカメラの画質とは比べる事が出来ませんが、その姿を見た時にデジカメの動画で撮影してみようと思うきっかけになりました。

色々と試してみたり、やり方を少しずつ修正しながら進める事って何でもそうですが、大切な事だと思いました。

私の強みは、制作行程をかなり細かく細分化して制作と撮影を同時に出来る事だと思います。

プロの方が作られた方が奇麗に全体の流れももっと良くなるとは思います。

しかし、プロのカメラマンと彫刻の方が一つの作品が仕上がるまで、付きっきりでなければ完成させる事が出来ません。

カメラマンにも彫刻家にもプライドがあり、素晴らしい動画になる事は想像できます。

しかし私の動画はクオリティーは下がりますが、それで良いと思っています。

もっとクオリティーを高める事も時間をかければ出来ると思いますが、クオリティーの高い動画を作ろうと思えば、莫大な時間を修正に使い一本出来上がったら力を使い切るように思います。

そして肝心の彫刻が出来ないので、次からアップしようとは思わないと思います。

それだったら、自分の強みである細かく細分化して撮影ができるのを生かして些細な修正箇所は気にせずにどんどんとアップする方が、動画を見る方も沢山楽しめるのではないだろうかと思っています。

もちろん一本ぐらいは最初から最後までかなり時間をかけて撮影と編集をした映像美でお届けできたらと思います。

動画の数をこなしたおかげで、私の中でどうしたらもっと良くなるのかという想像はできるようになってきました。

今は手間をかけずに、はやくバックシートを張り、ライティングもさっと取り付け、カメラをいつでもスタンバイできる状態にすることに心がけてこれからもアップし続けたいと思います。

 

satueibasyo-2satueibasyo-1

 

仏像の撮影をする写真家の目

satueisya-2

私たちがよく見かける仏像の写真集には、仏像がバランスよくトリミング(切り取る)されて美しくレイアウトされ、そして写真集という形で我々の目に触れるようになります。

その撮影している現場を覗いてみると写真からは想像できないような騒然とした撮影現場です。

しかし撮影をしている人が仏像と対峙し、畏敬の念を込めてシャッターを切る姿は雑然とした撮影現場の中であっても、ふと美しいなと感じます。

上の画像は人よりも大きな千手観音菩薩立像です。

下の写真は掌で軽く握ったら隠れるぐらいの小さな仏像です。

どちらの仏像もそれぞれに魅力を感じます。

仏像の写真で思い出すのが土門拳の仏像写真集です。

土門拳は一体の仏像を撮影するのに3日もかけるような、とても繊細な撮影作業をされる方です。

立体的な仏像は撮影するカメラの角度により顔の印象ががらりと変わります。

別の仏像ではないかと思うぐらい、角度によって違った印象になります。

どの角度でどの位置からどの距離で、光の向きはどの方向から照射するのが良いのか、仏像が美しくそして厳かな雰囲気に見える最もバランスのよい位置に立って撮影されているように感じます。

ただカメラを仏像に向けたら撮影できるというものでもなく、撮影者によってわずかに変わる微妙な光の加減や角度で撮影された表情は、どれも畏敬の念が入っているように感じます。

合掌

 

 

satueisya-1

お寺と風景と彫像 動画集 毘沙門堂 大文字山 哲学の道 東寺

SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 完成 (拭き漆で塗り重ねる 3)

sony car-99

前回漆を拭いた漆が固まりアクションカムのケースが完成いたしました。

これからは、長時間でのドライブレコーダーとしても使っていきたいと思います。

それでは取り付けていきます。

 

sony car-100

sony car-101

アクティブカムは底に蓋がありますが、その蓋をあけてマイクロUSBとモバイルバッテリーを接続します。

 

sony car-102 sony car-103

製作中にも確認していましたが、改めてモバイルバッテリーから充電しているかどうか確認してみました。

もちろん充電できています。

sony car-104

 

車をレンタルして走らせるのが待ち遠しいです。

完成

前へ                               次へ

始めへ

1  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 前編

2  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 中編

3 SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 後編 (拭き漆で塗り重ねる)

4  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 後編 (拭き漆で塗り重ねる 2 )

5  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 完成 (拭き漆で塗り重ねる 3)

SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 後編 (拭き漆で塗り重ねる 2 )

sony car-80

一回目の拭き漆が固まりました。

漆が固まるには湿気が必要で、ちょうど梅雨の時期が一番固まりやすいのではないでしょうか。

本来ならば複数回、漆を塗り重ねるのですが今回は二回目の漆塗りで仕上げとします。

sony car-81 sony car-82 sony car-83

まずは、耐水のサンドペーパー400番から800番ぐらいを使って、全体を磨き上げます。

 

sony car-84 sony car-85 sony car-86 sony car-87 sony car-88 sony car-89

塗り方は前回と同じように筆を使わずに綿の切れ端を使って漆を拭き取るように仕上げていきます。

sony car-90 sony car-92 sony car-93

ビニール手袋をはめてから、漆を屋根にたらして勢い良く拭き取ります。

一回目は木材に染み込んでいく漆が余分に必要だったのですが、二回目は染み込みにくいので漆の量は少なくて済みます。

 

sony car-94 sony car-95 sony car-96

拭き取りが終わったと思っても、さらに磨いていきます。

少しの余分も残さないようにするのがこつです。

 

 

sony car-97 sony car-98

次に漆が固まりましたらアクションカムをはめてみたいと思います。

前へ                  続き

1  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 前編

2  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 中編

3 SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 後編 (拭き漆で塗り重ねる)

4  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 後編 (拭き漆で塗り重ねる 2 )

5  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 完成 (拭き漆で塗り重ねる 3)

SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 後編 (拭き漆で塗り重ねる) 

sony car-63

ドライブレコーダーで使うためアクションカムを固定できるように木で作っていましたが、それが途中段階で去年の11月15日で止まっていました。

SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 前編

リンクを貼付けておきます。↑

前回はまだ粗く仕上げた段階までを載せていました。

今回は漆を塗るところまで進めてみます。

上下の写真からさらに彫刻刀で細かく印刀などの彫刻刀で仕上げていきます。

sony car-64

彫刻刀で奇麗に整えられたら次に230番ぐらいの耐水性の紙やすりで全体を磨いていきます。

屋根の上などは、四角い角材に紙ヤスリを巻き付けた道具を作って磨きだすと奇麗な面が出ます。

内側は丸い筆のような棒に紙ヤスリを巻き付けて内側の丸みを磨きます。

それ以外の場所は手に紙ヤスリを持って磨きます。

 

 

sony car-65 sony car-66 sony car-67 sony car-68 sony car-69

これで磨終わりました。

次に拭き漆で仕上げていきます。

拭き漆は読んで字のごとく漆を拭きながら塗ります。

筆を使わないやり方を試してみたいと思います。

用意する物は、下地漆とビニール手袋と綿の切れ端です。

漆が机に付くので新聞をあらかじめ敷いておきます。

 

sony car-71 sony car-72

下地漆を直接チューブからひねり出して木のケースに直接、漆をのせます。

 

 

sony car-73 sony car-74

綿の切れ端を使ってひねり出した漆を伸ばします。

 

 

sony car-75

漆が足りなくなったらもう一度チューブからひねり出して、直接のせます。

 

 

sony car-76 sony car-77sony car-76

穴の中のように手の入らないところは綿棒を使って隙間を漆で塗ります。

綿棒は何本も用意しておいて、一本では仕上げないようにします。

綿棒の綿が柔らかくなってきて、しばらくすると綿が一分付着しますので、その前に綿棒を捨てて新しいのと交換します。

 

 

 

sony car-78

すべて拭き終わったら、もう一度拭きます。

なんども拭き取っていきます。

一回目の漆塗りはここまでにして、後は固まるのを待ちます。

 

 

 

sony car-79

前へ                                              続き

 

1  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 前編

2  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 中編

3 SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 後編 (拭き漆で塗り重ねる)

4  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 後編 (拭き漆で塗り重ねる 2 )

5  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 完成 (拭き漆で塗り重ねる 3)

SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 中編

sony car-38

前回はSONYのアクションカムが入るところまで作業をしました。

今回は外観を彫刻していきます。

設計図なしで整えているので制作途中での形状の変更を繰り返しながら進めていきます。

 

 

sony car-39

sony car-40 sony car-41

sony car-42

ここで一度、アクションカムを入れてみて全体の雰囲気を確認してみます。

するとレンズの下にマイクがついているのですが、マイクが木の骨組みで壁になっていました。

その壁になったところを斜めに彫って音を拾いやすくしていきます。

 

sony car-43 sony car-44

土台の部分が急に角度がついていて見た目にも少し違和感を感じてきたので削り落としてまっすぐにします。

 

sony car-45

 

 

sony car-46 sony car-47 sony car-48

ここで少し固定が不十分なので板を貼付けます。

 

sony car-49

 

 

 

sony car-50

板に貼付けた接着剤が固まったら、まず最初にカメラがセットできるように彫りすすめます。

 

sony car-51 sony car-52

 

 

sony car-53

貼付けた板に一体感がでるように丸みをつけてみました。

 

sony car-54 sony car-57

これで一応使えるようには完成しましたが、仕上げではありません。

最終的には漆で黒くして奇麗に仕上げたいのですが、しばらくはその時間が取れそうにもないので、まずは一度車で使ってみて改善点があるのかどうか確認してから仕上げにかかりたいと思います。

 

 

 

sony car-58

 

 

 

sony car-59 sony car-60 sony car-61 sony car-62

 

前編                    後編 漆塗り

1  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 前編

2  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 中編

3 SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 後編 (拭き漆で塗り重ねる)

4  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 後編 (拭き漆で塗り重ねる 2 )

5  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 完成 (拭き漆で塗り重ねる 3)

SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 前編

sony car-1

 

1  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 前編

2  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 中編

3 SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 後編 (拭き漆で塗り重ねる)

4  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 後編 (拭き漆で塗り重ねる 2 )

5  SONY アクションカム HDR-AS30V を 車載カメラ(ドライブレコーダー)として木で改造 完成 (拭き漆で塗り重ねる 3)

私は車を持っていませんが、たまにレンタカーを運転します。

最近では車載カメラを、よく大型電気店で見る機会がふえました。

それだけ高性能小型カメラが手軽に持てる世の中になってきたのだと思います。

私はたまにしか乗らないので改めて車載カメラ用として手に入れるには抵抗がありましたが、彫刻の制作行程などを

撮影するために持っていたアクションカムが使えるのではないだろうかと思って早速そのまま使ってみました。

sony car-2

しかし、一つ問題があってバッテリーが二時間しか持ちません。

せめて5時間ぐらいは連続で撮影できたらと考えているましたが、それでモバイルバッテリーを接続して給電しながら撮影できるようにしたいと考えて今回、桧の木を使って 給電しながらの撮影が出来るように骨組みを作ってみました。

sony car-3

まずは木とアクションカムを当てがいながら全体のバランスと隙間の位置を想像しながら彫りだしていきます。

 

 

sony car-4 sony car-5 sony car-6 sony car-7 sony car-8 sony car-9

仕上げの事は考えず、とにかく入る事を優先させます。

 

sony car-10 sony car-11 sony car-12

ドリルを使っていくつか穴をあけましたが、厚みが薄いのでこの程度の穴で十分です。

後は彫刻刀で削り穴を少しずつ開けていきます。

 

sony car-13 sony car-14

 

sony car-15 sony car-16 sony car-17

入りました。

 

sony car-18

レンズの真下に音を拾うマイクがあります。

それで表面の穴を広げて音を拾いやすいようにします。

 

sony car-19 sony car-20

外側を攻めていきます

 

sony car-21 sony car-22 sony car-23 sony car-24

モバイルバッテリーとアクティブカムをつなぐための穴を下からあけていきます。

 

 

 

 

sony car-25 sony car-26 sony car-27 sony car-28 sony car-29

セット完了

 

 

 

 

sony car-30

電源もちゃんと入りました。

 

 

sony car-31 sony car-33 sony car-34 sony car-35 sony car-36 sony car-37

 

次回は仕上げていきます。

 

中編へ続く