寄木造りの制作行程 22 動画 最終回

寄木造りの制作行程は最初から動画を投稿する目的で彫刻してきました。

ビデオ撮影は、ほとんど経験がないので初音ミクの動画編集前は、ビデオの動画を使わずにデジカメの画像を使って、写真の上で動かしながら編集していました。

ビデオカメラを使って奇麗に撮影してアップしたいという気持ちもありました。

それと作品を回転台の上に乗せて回転させながら撮影したいとは以前より考えていました。

しかし、なかなか上手に撮影できませんでした。

初歩的な事だったのですが、光量が足りていなかったという単純な理由でした。

部屋の備え付けの明かりだけで撮影をしていたのが光量不足の原因でした。

それを解決するために自宅にある照明スタンドなどを使用して撮影することにしました。

すると、動画がくっきりと見えるようになりになりました。

何事にも知識って大切ですね。

こんなとき、ライティングの勉強を早い段階でしておけばよかったなあと痛感していました。

照明はクリアしたのですが、回転台はまだ慣れていないせいか、まず最初に彫る前の木を回転台に乗せて回転させながらビデオ撮影しました。

しかし初回はスムーズに回転してなくてぎこちない動きを撮影してたことを編集のときに気がつきました。

もうだいぶ彫り進んでいたので、しかたなくその動画を使いましたが、今回の撮影の反省点を次回の撮影に生かせたらと考えています。

回転台の上に乗せて順序だって彫刻→撮影→彫刻と何度も繰り返しましたが、その一方で彫刻の調子が乗ってきたときも、いったん手を止めて撮影しなければならず、それは面倒くさい作業ではありました。

しかし自分の中のイメージが徐々に出来上がっていく喜びのほうが勝っていたので最後までなんとかさつえいすることができました。

次回の彫刻は頭の中では何を作りたいのか決まっていますので、またいつか皆さんの目に触れる機会があるときには、懲りずに見に来てください。

合掌

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寄木造りの制作行程 11 釈迦如来坐像 YouTubeへ投稿

まずは動画から

制作行程をブログに投稿していましたが、荒彫りが終わり、衣の衣紋線を出す手前ではあるのですが、先に完成した動画が出来上がりました。

ブログに投稿している寄木造りの記事はまだまだ先が見えませんが、今日は動画の編集で疲れ果てて、この状態でブログの続きを書くと、とんちんかんな事を書いてしましそうなので次にまわします。

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寄木造りの制作行程 1

寄木造りの制作行程 2 釈迦如来座像 下図の完成

寄せ木造りの制作行程 3 釈迦如来座像

寄木造りの制作行程 4 木取りの状態 釈迦如来座像

寄木造りの制作行程 5 三千本(膠)で接着

寄木造りの制作行程 6 彫刻開始

寄木造りの制作行程 7 釈迦如来坐像の全体の荒彫り

寄木造りの制作行程 8 釈迦如来坐像 体のラインを意識して彫る

寄木造りの制作行程 9 釈迦如来坐像 衣の線

寄木造りの制作行程 10 釈迦如来坐像 衣の彫刻

寄木造りの制作行程 11 釈迦如来坐像 YOUTUBEへ投稿

寄木造りの制作行程 12 釈迦如来坐像 衣紋線を描く

寄木造りの制作行程 13 釈迦如来坐像 衣紋線を刻む

寄木造りの制作行程 14 釈迦如来坐像

寄木造りの制作行程 15 釈迦如来坐像 トースカンを使う

寄木造りの制作行程 16 釈迦如来坐像 仕上げの段階 (ニコニコ動画の話題の動画に取り上げられました。)

寄木造り制作行程 17 釈迦如来坐像 仕上げ

寄木造りの制作行程 18 釈迦如来坐像 螺髪の下図線。

寄木造りの制作行程 19 釈迦如来坐像 螺髪の彫刻開始

寄木造りの制作行程 20 釈迦如来坐像 完成

動画の道具、回転台

 

 

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すでに20本近くの動画をアップしているにもかかわらず特にビデオ撮影では、まだまだ思っているように撮影できていません。

写真などの画像を使った動画は比較的きれいに仕上がるのですが、ビデオカメラからの映像は動きがぎこちなさがでてきます。

最近ではモチーフを回転させて撮影していますが、その回転台を手に入れるのに少し苦労しました。

以前100円ショップで回転台が販売していましたが、とくに使う用途がなかったのでその時は手に入れる事がありませんでした。

しかし、動画を撮影するのに回転台があれば便利だと思い、早速100円ショップに行ってみました。

どこにも見当たらないので店員さんに聞いてみると販売していないという事で、しょうがないので別のお店で、もう少し販売フロアの広い100円ショップに行けばあるだろうと思い、行ってみましたがそちらにもありませんでした。

ホームセンターにはあるだろうと思ったのですがありませんでした。

ロフトにも高島屋にもなく、京都に新しくできた東急ハンズにも興味があったので見に行くついでに確認してみるとそこにもありませんでした。

わたしはすぐに見つかると高をくくっていたのと、今すぐ欲しかったので、ネットを利用する事は考えていませんでした。

しかたがなくネットで手に入れました。

じつはネットでは盆栽を鑑賞する為の回転台として販売されていました。

届いてから早速使ってみました。

回転は紐で引っ張って撮影する事に届く前から決めていましたが、簡単に回転することができませんでした。

紐を回転台の軸にぐるぐると何重にも巻き付けてから引っ張ると簡単に回ってくれると思っていたのですが、紐が絡まって上手に回転させることができませんでした。

そこで回転台に改良を加えました。

 

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改造した部分に、紐が入っていき、軸に絡まる事もなく、中心軸からは離れているので、回転もスムーズで4回転ぐらいは楽にかいてんさせることができます。

盆栽用の回転台をこんな風に使うなんて送った人は全く想像していないでしょう。

盆栽の説明用紙はわたしに読まれる事はなく、すでにどこかにいってしまいました。

 

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動画の投稿そして休息

最低限投稿したい動画がアップロードできました。

これで、ようやく動画から解放され今からコンピュータから離れたいと思います。

離れるといってもブログのほうは、定期的に書いていきます。

ブログの中身もやりたいことが多すぎて、乱雑になりつつあります。

私のとりあえずやりたいことを先にして後から整理するという乱暴な作り方をして、読まれる方が非常にわかりにくいと感じられたかもしれません。

 

特に最近はブログに動画を使う方が増えてきて、とてもわかりやすいなと感じていました。。

日本の文化を動画で紹介しているサイトがいくつかありますが、とてもクオリティーが高い動画がアップされていて、見ていてとても楽しいものでした。

そんなふうに思いながらいろんな動画を見ていると、私も投稿してみたいなという気持ちがどんどんと高まっていきました。

私が動画を作るにあたり、気をつけていたことがありますが、それは説明をせずにイメージのみで理解してもらえるような動画を作りたかったのです。

しかしいざ作ってみると、一つの映像を作るのにとても時間がかかりすぎて、ここ最近は睡眠時間が足りていない状態です。

問題が発生したら、調べなおして改善していくという繰り返しの連続でした。

初めて動画を投稿したのが一か月前ですが、投稿し閲覧する一連の流れを確認するために最初はテスト動画と称し、見にくい動画をたくさん投稿してきましたが、mandaraの動画から金継の工程の動画は

私が最低限投稿したいと思っていました。

まだまだ改善の余地があるかと思いますが、今ではやりきった後の静寂のようにとても穏やかです。

この一か月は頭が動画の事でいっぱいになっていましたが、今はとても落ち着いています。

次回、動画を投稿するときは、何日かに分けて余裕を持って制作できたらと思います。

では、またブログでお会いしましょう。

 

 

ブログの道具 デジタルビデオカメラ その1

最近では仏像を造るための道具である私の七つ道具に新たなアイテムが加わりつつあります。

ブログの中に動画を挿入して日が浅いのですが、手を出す前まで全くデジタル動画には興味がありませんでした。

撮りためて後で見ることもないだろうし、画像と違い編集にものすごく時間が取られそうな気がしていました。

いろんな人のブログを見る機会が増えてきて感じていたのが、割と多くの人が動画をブログに挟んで利用していることです。

デジカメで手軽に動画を撮影したものでもきれいに撮れていて、動画の敷居が低くなっていることを感じていました。

そのようなことから自然な形で動画に挑戦してみようと思い始めました。

初めて動画に挑戦したのはコンパクトデジタルカメラの動画機能を使い撮影を試みはじめたのですが、恐る恐るパソコンに取り込んで再生してみると、思っていた以上にスムーズに動いていました。

テレビの大画面で見ることを想定していないので、その時はデジカメの動画機能で十分だと感じていました。

ただ動画撮影中はズームやズームアウトが全くできない、その機能はどうしてもほしい機能なので、それでまず最初に購入したのが中央の白のビデオカメラです。

私がビデオカメラの初心者だと実感したのが、実は17年ほど前のビデオカメラを少しいじっていたことがあるのですが、それから全く進化の工程を知らずに過ごしてきました。

デジカメではそう難しく感じませんでしたが、専用のビデオカメラは設定が複雑なので少し慣れるのに時間がかかりました。

最初に購入したデジタルビデオカメラはズームやズームアウトはできるのですが、マニュアルフォーカスでないことに少し不満が残りました。。

被写体がある手前とその背景を自由にフォーカスで遊びたかったのですが、何かないだろうかとゴールデンウィークの初日にヨドバシカメラやエディオン、中古カメラを扱っているお店などをめぐる旅に出かけていました。

今から思うとかなり楽しい旅行でした。

ヨドバシカメラでは、ビデオカメラが目的のはずだったのですが、デジカメのコーナーで2時間ぐらい寄り道をしてし楽しんでました。

一日、自由に動けるので本能のまま行動していました。

私がなぜビデオカメラを購入しなかったのかというのは、手動でダイヤルで回すマニュアルフォーカスのビデオカメラが高すぎるのと、ハイエンドのビデオカメラを求めていなかったのが理由です。

それからは中古で探そうとリサイクルショップにも回りましたが、思ったものがないので、たくさんの中古カメラを置いているお店にいくことにしました。

すると2008年式のビデオカメラを発見。

写真では一番大きな黒のタイプですが、値段も安く、ダイヤル式のフォーカスがついて、ハイエンドにもこだわっていなかったのでこれはぴったりだと感じました。

それでも購入するまではとても時間がかかりました。

デジカメ以外にもたくさんの古いフイルムカメラを置いていたのでついつい長居をしたのが原因です。

購入すると早く家に帰って性能を確かめたかったので自宅に到着してからも、私の至福の時間となったことは言うまでもありません。