寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻4 漠然とした全体のフォルム

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この段階ではまだ膝前の琵琶と左右の腕の位置がぼんやりとして定まっていません。

今の段階で正確に手の位置を定めてしまうと、全体が仕上がっていくうちに少しずらしたいと思ってしまうことがあります。

しかし一度決めてしまうと修正がききません。

そこで、手の位置を曖昧にして、修正出来るように残しておきます。

 

 

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この段階で意識するところはポイントとなる出っ張りをどこに曖昧に定めるか

出っ張りというのは肘、膝、肩、です。

見方としては、顔を横から見たとき鼻の一番高いところから耳の中央までの長さがだいたい1つです。

1つというのは、膝の幅と額の上の髪の生え際までの高さが同じで5つあります。

その5分の1の長さです。

そういう事で鼻の高さが決まると、横から見たときの耳の位置が決まります。

そうすると今度は横から見たときの肩の位置がだいたい、耳よりも少し後ろにきますがその位置が見えてきます。

撥を持つ右手、と琵琶を支える左手の位置が決まると肘の位置が決まります。

これで、バランスを取るための基準が決まるので、そのときに始めて思い切って彫りだしていきます。

 

 

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基本的に出っ張ったところを早い段階で押さえておくと、バランスを崩さずに、スムーズに彫り進められます。

しかし、早い段階で押さえておくと書いたものの、慣れていないと彫り進めている間に微妙にずれていきます。

そういう事がないように、常に計りながら、思い切って彫刻をするのが早くて的確に彫り上がります。

 

 

 

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真後ろはお尻の位置、肩甲骨の位置、背中の凹凸を意識します。

仏像と人間では人間の体の方がリアルすぎるので、仏像を制作するときは、お尻、肩甲骨の位置、背中の凹凸の意識はしても、丸く角がないように彫ります。

 

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目次

寄木造りの原型の琵琶を持つ弁財天を彫刻 1 四角い木から線を引く

寄木造りの原型の琵琶を持つ弁財天を彫刻 2  御顔の荒彫りと膠接着

寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻3 御顔の荒彫りと全体の荒彫り開始

寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻4 漠然とした全体のフォルム

寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻 5  荒彫りの続き

寄木造りの制作行程 6 目安の線を引く

寄木造りの制作行程 7 目安線を彫刻 彫り進め過ぎずに彫刻する

寄木造りの原型 制作行程 8 弁財天の彫刻 手足をぼんやりと彫り進めて全体を進める

寄木造りの原型の制作行程 9 弁財天の荒彫りに目安線を描く

寄木造りの原型の制作行程 弁財天の彫刻 10 下図線を基準に彫刻をすすめる

寄木造りの制作行程 弁財天の彫刻 11 衣紋線などの細かな表現

寄木造りの原型の制作行程 12 弁財天の彫刻 お顔の彫刻 

寄木造りの制作行程 弁財天の彫刻 13 琵琶などの持物や細かな部分の彫刻

寄木造りの原型の制作行程 弁財天の彫刻 14 完成

寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻3 御顔の荒彫りと全体の荒彫り開始

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膠の接着が固まったので御顔を丸めていきます。

上から見ると最終的には頭の形が丸くなるのですが、四角に角を丸める程度に彫りすぎずに残しながら、全体的に大きく残しておきます。

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上の画像は膝前の荒彫りのの開始すぐの状態です。

マス目で言うと膝の幅が5つあります。

余分は琵琶の部分をのこしています。

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ここで膝前を合わせてみます。

まだ接着はしていませんが、もう少し彫り進んでから三千本膠(接着剤)を使って接着をします。

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合掌

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寄木造りの原型の琵琶を持つ弁財天を彫刻 1 四角い木から線を引く

寄木造りの原型の琵琶を持つ弁財天を彫刻 2  御顔の荒彫りと膠接着

寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻3 御顔の荒彫りと全体の荒彫り開始

寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻4 漠然とした全体のフォルム

寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻 5  荒彫りの続き

寄木造りの制作行程 6 目安の線を引く

寄木造りの制作行程 7 目安線を彫刻 彫り進め過ぎずに彫刻する

寄木造りの原型 制作行程 8 弁財天の彫刻 手足をぼんやりと彫り進めて全体を進める

寄木造りの原型の制作行程 9 弁財天の荒彫りに目安線を描く

寄木造りの原型の制作行程 弁財天の彫刻 10 下図線を基準に彫刻をすすめる

寄木造りの制作行程 弁財天の彫刻 11 衣紋線などの細かな表現

寄木造りの原型の制作行程 12 弁財天の彫刻 お顔の彫刻 

寄木造りの制作行程 弁財天の彫刻 13 琵琶などの持物や細かな部分の彫刻

寄木造りの原型の制作行程 弁財天の彫刻 14 完成

寄木造りの原型の琵琶を持つ弁財天を彫刻 2  御顔の荒彫りと膠接着

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本来ならば全体的に彫刻しますが、私は顔から目鼻口のオウトツを出していきます。

重要な箇所は最後に彫るのが良いとされているところがありますが、私は顔から先に彫刻をした方が、失敗が少なく

思ったように彫れる事が多いので、顔から彫刻を始めています。

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特に目を早い段階でぼんやりとだしていきます。

これは、どういうことかというと仏像を見られるときに、無意識的に一番最初に見るところが目だからです。

目の場所をある程度決めると鼻の高さが見えてきて、口が出てきます。

すると顎のラインが見えてきて、肩の位置が四角い木の中からイメージする事が出来ます。

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では顔を最後に回すとどのような手順になるのかというと、肩を丸めて顎を出して、鼻を決めて、口を決めて、目を出す。

そういう手順で彫刻をすると、肩が下がり過ぎにみえたり、顎が細くなったり、鼻の位置が高すぎたりします。

なぜそのようになるのかというと、迷いながら彫刻をする事になるからで、基準線は一応ありますが、しかしイメージとして目の基準があるのとないのとでは、彫刻を進める上で彫る事に対する迷いがなくなり、的確に彫るべき部分を掘り進める事が出来ます。

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目を決めるといっても、1ミリも狂わず正確に決めている訳でもなく、若干下気味に彫り進めています。

目が下の位置にあると上に移動する事は出来るので、目だけでなく鼻も最終的なラインよりも若干余裕を残して下気味に切り込みを入れます。

口も同じように若干下気味に彫りだします。

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そうやって目をぼんやりと、遊びを残しながら基準を決めて全体のイメージを考えて、彫り進めながら目の位置を的確に決めます。

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上の画像では右目から始めています。

目の上まぶたの位置が山の頂上になり、その下の面が目の位置の範囲になります。

鼻の位置が切り込んであるので、だいたい目の位置は、決まっていますが、鼻の位置を少しずつ高くしていくにつれ、目の位置も多少、上に移動するようにします。

しかし今の段階ではまだ決めません。

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目の位置を決めるときに、センターラインに近づく程上に寄せていきます。

こうする事で、仏さんらしい雰囲気に近づける事が出来ます。

この荒彫りの時点で決めなくても良いという人もいるかもしれませんが、荒彫りの段階で仏さんの雰囲気を作っておくと、彫るモチベーションも高くなり、最後まで彫刻を楽しく彫り進められます。

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眉、口元を彫りだします。

眉も少し下気味に彫ります。

眉の位置を上に移動する事はいつでも出来るので、今の段階では低い位置にあります。

口元はとても難しい場所ですが、私も口元を彫るのは長い間、苦戦をしていました。

口元の難しさは、下唇の両端のくぼみが深いのですが、上唇の両端は、深く彫りすぎてはいけないので、その抑揚の感覚をとらえるのが非常に難しいです。

ついでに鼻からほっぺたの膨らみまでの凹凸はつけないように、角をつけないようにします。

意外と鼻を山のように角々と、つけてしまいがちですが、この鼻からほっぺたまでの抑揚の付け方もまた何度も挑戦しないとその感覚をつかむのが非常に難しいと思います。

 

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決めすぎない程度に荒彫りを終えましたので胴体の前後2材を三千本膠で接着をして、翌日両肩も接着をして、琵琶がある膝前を残して次回、彫り進めていきます。

 

 

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(三千本膠を接着面に塗る作業)

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寄木造りの原型の琵琶を持つ弁財天を彫刻 1 四角い木から線を引く

寄木造りの原型の琵琶を持つ弁財天を彫刻 2  御顔の荒彫りと膠接着

寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻3 御顔の荒彫りと全体の荒彫り開始

寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻4 漠然とした全体のフォルム

寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻 5  荒彫りの続き

寄木造りの制作行程 6 目安の線を引く

寄木造りの制作行程 7 目安線を彫刻 彫り進め過ぎずに彫刻する

寄木造りの原型 制作行程 8 弁財天の彫刻 手足をぼんやりと彫り進めて全体を進める

寄木造りの原型の制作行程 9 弁財天の荒彫りに目安線を描く

寄木造りの原型の制作行程 弁財天の彫刻 10 下図線を基準に彫刻をすすめる

寄木造りの制作行程 弁財天の彫刻 11 衣紋線などの細かな表現

寄木造りの原型の制作行程 12 弁財天の彫刻 お顔の彫刻 

寄木造りの制作行程 弁財天の彫刻 13 琵琶などの持物や細かな部分の彫刻

寄木造りの原型の制作行程 弁財天の彫刻 14 完成

 

寄木造りの原型の琵琶を持つ弁財天を彫刻 1 四角い木から線を引く

弁財天の彫刻過程のYouTube動画です。

YouTube動画からでも造佛記と検索すればでてきます表示されると思います。

曲名】 千年の追憶
【サイト名】フリー音楽素材 H/MIX GALLERY
【管理者】 秋山裕和
【アドレス】http://www.hmix.net/

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寄木造りの原型の琵琶を持つ弁財天を彫刻 1 四角い木から線を引く

寄木造りの原型の琵琶を持つ弁財天を彫刻 2  御顔の荒彫りと膠接着

寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻3 御顔の荒彫りと全体の荒彫り開始

寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻4 漠然とした全体のフォルム

寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻 5  荒彫りの続き

寄木造りの制作行程 6 目安の線を引く

寄木造りの制作行程 7 目安線を彫刻 彫り進め過ぎずに彫刻する

寄木造りの原型 制作行程 8 弁財天の彫刻 手足をぼんやりと彫り進めて全体を進める

寄木造りの原型の制作行程 9 弁財天の荒彫りに目安線を描く

寄木造りの原型の制作行程 弁財天の彫刻 10 下図線を基準に彫刻をすすめる

寄木造りの制作行程 弁財天の彫刻 11 衣紋線などの細かな表現

寄木造りの原型の制作行程 12 弁財天の彫刻 お顔の彫刻 

寄木造りの制作行程 弁財天の彫刻 13 琵琶などの持物や細かな部分の彫刻

寄木造りの原型の制作行程 弁財天の彫刻 14 完成

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今回、弁財天の原型を彫刻します。

以前、釈迦如来坐像の寄木造りをご紹介しましたが、その釈迦如来の彫刻と並行で荒彫りまで制作していました。

その弁財天の制作過程をこれからご紹介したいと思います。

上の画像は左から胴体の前後材2材、膝前(琵琶を含めて)1材、左右の肩2材、の計5材を使って制作します。

 

 

 

 

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接着前の仮組してみます。

前、から順に左斜め、左、斜め後ろという風に、順にならべてみます。

 

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上の四角い木にマス目を引いていきます。

マス目は、ひとマスの大きさが一寸(30.3ミリ)の大きさにします。

額の髪の生え際までが5つ目に当たり、その長さと膝前の横幅が同じになるように彫ります。

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膝前の幅が5つなのですが、琵琶を持つのでその分、余分を取っています。

 

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真横の画像です。

胴体の奥行きは2つ膝前は一つ半で合計3つ半が本体部分です。

膝前の裳先の分が余分にとってあります。

 

 

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比例コンパスを使って原型を元にして仏像を彫刻

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15年前には、大きめの文房具店に行けば比例コンパスが置いていたのですが、今ではどこも姿を消していました。

比例コンパスが壊れたので、新しく買い足そうと思い軽い気持ちでお店を回っていたのですが、店頭で購入するのはあきらめてネットで購入する事にしました。

最近では拡大縮小を比例コンパスというアナログを使う機会が減少しているのでしょうか、少し寂しくも感じますが、寄木造りで比例コンパスはなくてはならない大切な道具です。

 

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比例コンパスには目盛りがついているので、倍率が決まればそ目盛りを合わせていきますが、目盛りだけをたよりに決めると、少し誤差がでてきます。

その誤差を修正するために片方を定規の目盛り一尺に合わせて3倍ならもう片方が3尺になるように調整していきます。

下の木で作った比例コンパスは、コンパスが届くまで即席で作ったコンパスで、コンパスの先を微調整して削りながら決められた倍率に合わせて作りました。

軸が少し緩くなったので、この軸の部分がしっかりと固定が出来たら使い勝手はさらに良くなると思います。

きっちりと作る前に比例コンパスが届いたので木のコンパスは完成が延期になりました。

 

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寄木造りの制作行程 22 動画 最終回

寄木造りの制作行程は最初から動画を投稿する目的で彫刻してきました。

ビデオ撮影は、ほとんど経験がないので初音ミクの動画編集前は、ビデオの動画を使わずにデジカメの画像を使って、写真の上で動かしながら編集していました。

ビデオカメラを使って奇麗に撮影してアップしたいという気持ちもありました。

それと作品を回転台の上に乗せて回転させながら撮影したいとは以前より考えていました。

しかし、なかなか上手に撮影できませんでした。

初歩的な事だったのですが、光量が足りていなかったという単純な理由でした。

部屋の備え付けの明かりだけで撮影をしていたのが光量不足の原因でした。

それを解決するために自宅にある照明スタンドなどを使用して撮影することにしました。

すると、動画がくっきりと見えるようになりになりました。

何事にも知識って大切ですね。

こんなとき、ライティングの勉強を早い段階でしておけばよかったなあと痛感していました。

照明はクリアしたのですが、回転台はまだ慣れていないせいか、まず最初に彫る前の木を回転台に乗せて回転させながらビデオ撮影しました。

しかし初回はスムーズに回転してなくてぎこちない動きを撮影してたことを編集のときに気がつきました。

もうだいぶ彫り進んでいたので、しかたなくその動画を使いましたが、今回の撮影の反省点を次回の撮影に生かせたらと考えています。

回転台の上に乗せて順序だって彫刻→撮影→彫刻と何度も繰り返しましたが、その一方で彫刻の調子が乗ってきたときも、いったん手を止めて撮影しなければならず、それは面倒くさい作業ではありました。

しかし自分の中のイメージが徐々に出来上がっていく喜びのほうが勝っていたので最後までなんとかさつえいすることができました。

次回の彫刻は頭の中では何を作りたいのか決まっていますので、またいつか皆さんの目に触れる機会があるときには、懲りずに見に来てください。

合掌

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寄木造りの制作行程 21 釈迦如来坐像 原型の分解

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画像を見て驚かれるかもしれません。

鍋にお湯をはって仏像を浸しています。

これは接着剤である三千本膠をふやかして分解するためですが、全ての接着がはがれれるのに約3時間ほどかかりました。

分解されたそれぞれの部材を見本に、比例コンパスを使って、目的の倍数を設定します。

例えば3倍の大きさにしようと思えば、それぞれの部材を3倍の大きさの木を用意して、3倍のマス目を引いていき、それぞれの部材の荒彫りにとりかかります。

形が整ってきたら、仮付けして全体を仕上げていきます。

今回はこの原型を作るまでの行程を記してみました。

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寄木造りの制作行程 20 釈迦如来坐像 完成 

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螺髪を仕上げて、全体的に仕上げていき寄木造りの原型が完成しました。

明日はこの原型をお湯に浸けて接着剤である膠分をふやかして分解していきます。

 

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寄木造りの制作行程 1

寄木造りの制作行程 2 釈迦如来座像 下図の完成

寄せ木造りの制作行程 3 釈迦如来座像

寄木造りの制作行程 4 木取りの状態 釈迦如来座像

寄木造りの制作行程 5 三千本(膠)で接着

寄木造りの制作行程 6 彫刻開始

寄木造りの制作行程 7 釈迦如来坐像の全体の荒彫り

寄木造りの制作行程 8 釈迦如来坐像 体のラインを意識して彫る

寄木造りの制作行程 9 釈迦如来坐像 衣の線

寄木造りの制作行程 10 釈迦如来坐像 衣の彫刻

寄木造りの制作行程 11 釈迦如来坐像 YOUTUBEへ投稿

寄木造りの制作行程 12 釈迦如来坐像 衣紋線を描く

寄木造りの制作行程 13 釈迦如来坐像 衣紋線を刻む

寄木造りの制作行程 14 釈迦如来坐像

寄木造りの制作行程 15 釈迦如来坐像 トースカンを使う

寄木造りの制作行程 16 釈迦如来坐像 仕上げの段階 (ニコニコ動画の話題の動画に取り上げられました。)

寄木造り制作行程 17 釈迦如来坐像 仕上げ

寄木造りの制作行程 18 釈迦如来坐像 螺髪の下図線。

寄木造りの制作行程 19 釈迦如来坐像 螺髪の彫刻開始

寄木造りの制作行程 20 釈迦如来坐像 完成

寄木造りの制作行程 19 釈迦如来坐像 螺髪の彫刻開始

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前回、螺髪の下図線を描きましたが、その下図線にそって印刀で溝を彫りました。

彫刻になれていない人は、三角刀で溝を削ると楽に彫る事が出来ます。

印刀だと一本の線に対して二回切り込みをいれますが、その方が三角刀よりも鋭利な溝を彫る事が出来ます。

こういった螺髪の彫刻はどうしても単純作業になります。

慣れていないと、一本の線を削るのも大変なので、しんどくなってきたら休みを取って余裕を持って作業をした方が良いと思います。

私は、最初に前面の螺髪線を彫りましたがその後、休みをいれてしばらくしてから後面の螺髪線を彫りました。

 

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寄木造りの制作行程 1

寄木造りの制作行程 2 釈迦如来座像 下図の完成

寄せ木造りの制作行程 3 釈迦如来座像

寄木造りの制作行程 4 木取りの状態 釈迦如来座像

寄木造りの制作行程 5 三千本(膠)で接着

寄木造りの制作行程 6 彫刻開始

寄木造りの制作行程 7 釈迦如来坐像の全体の荒彫り

寄木造りの制作行程 8 釈迦如来坐像 体のラインを意識して彫る

寄木造りの制作行程 9 釈迦如来坐像 衣の線

寄木造りの制作行程 10 釈迦如来坐像 衣の彫刻

寄木造りの制作行程 11 釈迦如来坐像 YOUTUBEへ投稿

寄木造りの制作行程 12 釈迦如来坐像 衣紋線を描く

寄木造りの制作行程 13 釈迦如来坐像 衣紋線を刻む

寄木造りの制作行程 14 釈迦如来坐像

寄木造りの制作行程 15 釈迦如来坐像 トースカンを使う

寄木造りの制作行程 16 釈迦如来坐像 仕上げの段階 (ニコニコ動画の話題の動画に取り上げられました。)

寄木造り制作行程 17 釈迦如来坐像 仕上げ

寄木造りの制作行程 18 釈迦如来坐像 螺髪の下図線。

寄木造りの制作行程 19 釈迦如来坐像 螺髪の彫刻開始

寄木造りの制作行程 20 釈迦如来坐像 完成

 

 

寄木造りの制作行程 18 釈迦如来坐像 螺髪の下図線。

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螺髪の彫りだしは、仕上がった状態を見ると複雑そうに見えますが、実際には単純な作業を淡々とこしていく作業になります。

まずは鉛筆で線を引いていきます。

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寄木造りの制作行程 1

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寄せ木造りの制作行程 3 釈迦如来座像

寄木造りの制作行程 4 木取りの状態 釈迦如来座像

寄木造りの制作行程 5 三千本(膠)で接着

寄木造りの制作行程 6 彫刻開始

寄木造りの制作行程 7 釈迦如来坐像の全体の荒彫り

寄木造りの制作行程 8 釈迦如来坐像 体のラインを意識して彫る

寄木造りの制作行程 9 釈迦如来坐像 衣の線

寄木造りの制作行程 10 釈迦如来坐像 衣の彫刻

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寄木造りの制作行程 12 釈迦如来坐像 衣紋線を描く

寄木造りの制作行程 13 釈迦如来坐像 衣紋線を刻む

寄木造りの制作行程 14 釈迦如来坐像

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寄木造りの制作行程 16 釈迦如来坐像 仕上げの段階 (ニコニコ動画の話題の動画に取り上げられました。)

寄木造り制作行程 17 釈迦如来坐像 仕上げ

寄木造りの制作行程 18 釈迦如来坐像 螺髪の下図線。

寄木造りの制作行程 19 釈迦如来坐像 螺髪の彫刻開始

寄木造りの制作行程 20 釈迦如来坐像 完成