木彫りのポルシェ356 Speed Ster 6

 

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告白

私の密かな恋心

エレガントな曲線美

胸がときめき、片思い?

あなたと出会ったその日から、私の心はどこえやら。

二つの心が同居して衝突しそうになりそうです。

今の私はひっそりとあなたの形見を削りだし、あなたの心を独り占め。

あなたに出会えて良かったです。

フウタロウ

 

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木彫りのポルシェ356 Speed Ster 5

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今回はタイヤのホイルの彫刻と仕上げ方の変更をしたいと思います。

タイヤのホイルは当初、思い切って動かせないだろうかと考えていました。

動かすというのは本当に動かすのではなくて、彫り方を工夫して動かせないだろうかという意味です。

それで、外に出たときに動いている車のホイルの表情を見てみましたが、私の今の技量では難しいと思いました。

それで今回は無謀な事に挑戦する事はやめて普通に彫刻する事にしました。

ホイルのくぼみの彫刻は最初の一本目のタイヤは細いシャープペンで下書きします。

 

 

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そして、微妙なラインですが、丸刀を使って薄らと上の画像のように削ります。

 

 

 

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微妙な所ですが、実はこのような表現は仏像でもよく使います。

上の画像のようにエッジを丸刀で彫刻すると表情が柔らかくなります。

 

 

 

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そして、仕上げ方の変更ですが、当初はサンドペーパーで仕上げる予定で下が、すべて彫刻刀を使って仕上げる事にしました。

ペーパーで当てた所を彫刻刀で削り直すと、実ペーパーの中に含まれている研磨剤が少し彫刻面にも残っていて削ると研磨剤が刃先に付いて彫刻刀が長切れしなくなります。

それで彫刻刀で仕上げる場合はペーパーを一切使わずに彫刻したほうが良いです。

 

 

 

 

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もう少しで完成です。

 

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木彫りのポルシェ356 Speed Ster 4

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彫刻が面白いです。

ひさしぶりに童心に帰って制作をしていました。

徐々に仕上げに近づいてきました。

これから先サンドペーパーを使って奇麗に表面を磨くか、彫刻刀の彫り跡をのこしてペーパーを当てずに仕上げるか、迷ったあげくペーパーを当てる事にしました。

したの画像は手前がまだサンドペーパーを当てていない状態です。

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下の画像は手前にペーパーを当てていました。

あてると表面が滑らかに仕上がります。

 

 

 

 

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結局表面をすべてペーパーで磨く事にしました。

全体をペーパーで磨いています。

 

 

 

 

 

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サイドミラーが仕上がっていないのですが、これには理由があります。

最終的な仕上がりがかなり細くなります。

細くなると折れやすくなるので、作業中はできるだけ太い状態で残しておきたいからです。

本体が仕上がったら最後にとりかかります。

 

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あともう少しです。

実はこのブログを見ていただいた方が彫刻に時間がかかっても木彫の車をつくってみたい、そして掲載したいといううれしいお知らせが届きました。

ありがとうございます。

こちらこそどんな車が仕上がるのか楽しみにしています。

 

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木彫りのポルシェ356 Speed Ster 3

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実は深夜寝る前にまた気になって彫刻をすすめてしまいました。

本来ならばあまり夜更かしはしない方が良いのですがね。

 

 

 

 

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ライトの位置は人間の顔でいう所の目に当たりますので微妙な位置の違いでポルシェに見えなくなります。

実は少しより気味になっていたのを少し外側にずらしました。

ライトが中央によるとジャガーの印象に少し近づきます。

実はもう少し簡単に彫れるのかなと思っていたのですが、エレガントな曲線を出すのは大変難しいです。

 

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木彫りのポルシェ356 Speed Ster 2

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実はプリントアウトして貼付けたのは左側で右側は何も貼付けていません。

右側をはかりながら左側に寸法を写しとって彫りだしています。

 

 

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この段階でようやくサイドミラーを運転席側にだけ取り付ける事に決めました。

 

 

 

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本心ではオープンにしたかったのですが、ハンドル、メーター、シートなど複雑すぎるので今回は泣く泣く帆をかぶせます。

いつか誰かがこのブログを見て作ってくれたら御知らせ下さい。

このブログでご紹介してもよろしければご紹介させてください。

べつにオープンにこだわりません。好きなように作った木彫りの車でも見てほしいと思ったら掲載します。

そして私のつたない知識で作ったポルシェでは不満だということでもっと出来の良いのを作っていただいたら、ぜひ御声かけ下さい。

どんな理由でも掲載させていただけるのであれば、私は楽しい気持ちになります。

 

 

 

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後ろのエンジンルームの膨らみとライトの流れを意識しています。

 

 

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タイヤはまだ深追いしません。

まだ手を付けずに放置状態です。

というのは走っているときのタイヤの形状をあとで動画などで見てみようと思っています。

今はまだポディーに集中しています。

 

 

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木彫りのポルシェ356 Speed Ster 1

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子供の頃からスポーツカーを木彫したいと思っていました。

30年経過してようやく夢が実現します。

このブログは私が子供の頃を想像しこんなブログがあったら良いかなあという思いでいつの頃からかそんな風なブログになってきたように思います。

常に子供目線でだけど手は抜かない。

子供だからといって子供っぽいおもちゃのようなものが好きだとは限りません。

きっと内心もっと良いのがほしいと思っているのかもしれません。

大人が用意してくれたおもちゃを楽しんでいる振りをしていたら大人が喜んでくれるからそうしているのかもしれません。

物を見るというバランス感覚は、誰でも持っているように思っています。

それは洋服を選ぶときに自分がいかにかっこ良く見えるかというそんな単純な所からも分かるようにみんなカッコいいものが好きで、自分をかっこ良く見せようという原動力が美的感覚を磨き上げるのだと思います。

私がポルシェに魅力を感じたのもこのエレガントな曲線美です。

きっとこんな車に乗っていたら、自分がかっこ良く映るのではないだろうかという淡い期待をいだかせるようなそんな妖術的な魅力を感じています。

さてポルシェの中でも私がこの356Aスピードスターに魅力を感じるのは、二人乗りであるということと、オープンカーである、という単純な理由とあとは説明できない何ともいえない魅力です。

おそらく最も大切な要素だと思うのですが、これが説明できない。

説明できないのでとりあえず制作してみます。

 

 

 

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まず最初に、ネットの画像をさがしまくる作業です。

沢山の人がアップしていただいているおかげで沢山の資料を拝見させていただきました。

その中でプリントアウトした画像のように前横後ろの画像を発見しました。

これを同じのを2枚プリントアウトして、一枚は木にボンドを使ってはり合わせました。

 

 

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張り合わせた木を大まかに輪郭線を削りました。

 

 

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まずはこのポルシェの顔にあたる基準はどこかという事に着眼点を置きました。

やはりライトですね。

よく見てみると、ライトを基準にして、後ろにきれいに曲線が流れています。

そして流れは後ろにつながっています。

終始このライトの曲線の流れは崩さずに彫り進めようということにしました。

 

 

 

 

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上記の事を念頭に入れてまずは大まかに外側を荒く削りだしています。

 

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この車は左側に運転席があります。

この時代の車だからか分かりませんが、運転席側にだけサイドミラーが取り付けてありました。

これはYouTubeなどを使い、ほかの車で確認しましたが、やはり運転席だけ付いています。

右側には付いていないです。

わたしの想像でもうしわけないのですが、首をひねって確認するときにミラーがない状態だと右側を確認するのは容易なんだとおもいます。

しかし運転席側の左を確認するときは首をかなりひねらないと見にくいのではないだろうかと思いました。

片方にしかつけないこのシンプルさにも魅力を感じます。

が最初は迷っていたので両方につけるつもりで彫刻をしています。

 

 

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前輪は私の中で最初から左に曲がる事を意識して造ろうと思っていました。

それはなぜかといえば、動きが欲しかったからです。

そして置いたときに見る方向が上図の方向を前提にしているのでこちらに向かって走って来るようなイメージです。

 

 

 

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大雑把ですが、とりあえず第一弾はこのぐらいにしておきます。

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