エルメスと香合仏

 

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香合佛の外形を試作しながら考案中です。

手のひらに収まり、鞄にもスマートに入る上品な香合仏を目指しています。

楕円形、四角、樽型、差し込み式と4種類ほど試作しています。

試作、修正、改良を繰り返して最終的な仕上げをしていきたいと思いますが、試行錯誤の連続です。

香佛舎

話が少しそれますが私はダークネスというメールマガジンを読んでいますが、その中でとても面白い記事が投稿されていました。

ダークネス

日本の教育は極度に失敗を恐れさせるように子供達を教育し企業で働く従順な労働者を大量に生み出すことに成功しているが最近はその弊害がでてきているというような内容です。

これを読んで私は思い当たるふしがあまりにも多くありすぎて共感して読んでいたのですが、失敗したくないという防衛本能が植え付けられているので特に評価の高い人ほど、無難な道を歩みがちになります。

一方の評価の低い冒険心溢れるような人は日本社会の失敗を恐れない独自の考え方を持ち非常に扱いづらく、日本の教育方針に従えば失敗作ということになるのでしょうか。

日本の製品は高品質だけが取り柄だと思われないようにしたいですね。

ダークネス以外にも私がブログを書くことで、多くの人のブログを読むようになりました。

その中でよく読むブログの特徴があることに気づきました。

それは尖がったブログばかりだという事です。

独自の考え方や個性が強いものが多く、万人受けの良いブログは皆無だというよりもあくびが出てしまうということです。

それを踏まえ香合佛の話に戻りますが、香合佛の外形はだいたい決まっています。

丸か蓮型が一般的です。

それだけだといっても良いかもしれません。

もちろん昔からある形なので継承されているという側面もありますが、それを私がどのような形にしていこうか少し尖っても良いかなと思っています。

私は香合佛を制作することに置いて、誰にも話したことは今までなかったのですが、実はヨーロッパのブランドをかなり意識しています。

失敗に対して寛容な人々が作り出す遊び心あるものは見ていて楽しいものです。

特にエルメスは物作りをするにおいてはお手本だと思っています。

非常に高いデザイン性と高い伝統工法(日本人の中には技術力に置いて首をかしげる人もいますが)と新しさが融合されていてビジネスにおいて成功しているからです。

エルメスのブティックに自分の作った香合佛を想像して置いてみます。

やはりまだ違和感があります。

この違和感をどうすればなくすことができるのだろうかと思いながら実は制作しています。

日本の店舗なら山田松香木店、伊藤組紐店などはとても参考になります。

制作で失敗の連続ばかりだったら気の弱い私のこのブログは永遠に匿名のままですが。

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