胎蔵界 188 不空鉤観自在菩薩尊像

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不空鉤観自在菩薩・ふくうこうかんじざいぼさつ(梵名:Amoghankusaアモーガーンクシャ)

身色 肌色
身体 三面各三目四臂
面  左右の面は青色
右の第一の手 三鈷杵を持つ
右の第二の手 三鈷鉤を捧げ持つ
左の第一の手 蓮華を持つ
左の第二の手 羂索を下し垂れる。
台座 赤い蓮華に坐る。

『大日経』の行慧菩薩がこの尊像に当たります。
智慧を行じて衆生を利益する菩薩であるようです。
鉤は一切衆生を引きよせ救い上げる誓いを表します。
不空羂索観音と同体とされ千手眼観自在菩薩の眷属であるとされています。

合掌

 

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