胎蔵界 203 孔雀王母

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孔雀王母・くじゃくおうも(梵名:Mahamayayuri マハーマユーリー)

身色 肉色

右手 孔雀の尾羽を持つ

左手 開蓮華を持つ。

台座 赤蓮華に坐す。

インドでは古来より孔雀は猛毒の蛇を食するので不思議な霊力があるとされました。

それゆえ、孔雀の真言を唱えることで毒を払うと信じられました。

釈尊の弟子の阿難は、ある比丘が毒蛇に咬まれて苦しむのを釈尊に伝えたところ、この孔雀の真言伝授されたと伝えられています。

この真言=明呪の霊験が特に顕著なので、孔雀明王とも称されているようですが、一般の忿怒形の明王とは異なり、本来は菩薩であるとされています。

漢訳の尊名に王母とするのは、真言陀羅尼を司る王(明王)の功徳を生み出す力を明王の母に喩えた命名であります。

手に持つ蓮華は、大悲を表し、この尊を単独で修法する一尊法の場合には、孔雀に乗った四臂あるいは六臂の像がしばしば用いられています。

合掌

 

 

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胎蔵界 203 孔雀王母

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