紙の本とIpadやkindleなどの電子書籍の上手なつきあい方

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題名と話が変わりますが、私は銀河英雄伝説のアニメを10年程前にDVDをレンタルして夢中で見ていた事がありました。

物語は宇宙に進出した架空の未来の人類社会で、銀河帝国軍と自由惑星同盟軍との戦いを描いたストーリーです。

勧善懲悪という単純な物語ではなく、どちらにも同じように物語があり宇宙を舞台にした長編の戦争アニメではありますが、物語の先が気になってあっという間に見終わりました。

その時には感じなかったのですが、今改めて思い返してみると、不思議な場面だと思うところがあります。

それは銀河帝国の主人公 ラインハルトとキルヒアイスが宇宙空間から帰還して惑星に戻ると、馬車に乗って中世ヨーロッパにあるような古いお城の帰路に着くシーンがあります。

見ているときはまったく違和感を感じなかったのですが、科学技術の進んだ未来の話なのになぜ馬車に乗るのだろうまたなぜ古いお城なのだろう、ということを今改めて思い返していました。

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しかし私たちも、今ではデジタルにどっぷりと浸かった時代にいて、一昔には考えられなかったようなIpad で本を読むことが当たり前になりつつあります。

電子書籍として本がまだ販売していなくても、個人で本を自炊(スキャンしてPDF化)する事が可能でマニアックな専門書でもデジタル化する事が出来ます。。

私も、ようやく300冊程度、自炊が終わったばかりです。

ですのでここ一ヶ月間はほとんどIpadで本を読んで手軽に読書を楽しんでいました。

鞄の中にはIpad一つ入れて常に300冊程の本を入れているようなもので、何かを調べたいときなどはとても便利になりました。

これからも本を購入したらどんどんとデジタル化していこうと思ってはいます。

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そして新たにKindleのペーパーホワイトも試してみましたが、白黒の画面ですが、液晶画面の光が限りなく押さえられていて、紙の本を読んでいるような感じで目にとても優しいです。

本を自炊したおかげで空間がすっきりとして快適だと思っていたのですが、最近古本で本を購入する機会がありました。

購入した紙の本を早速読んでみると、やっぱり紙っていいなと思いました。

ずっとデジタルにどっぷりと浸かっていたので、古本の少し焼けて黄ばんだ感じが、私の感性をくすぶるようで、改めて紙の本の素晴らしさを実感しました。

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便利や不便だからとかそういう次元の話ではなくて、その黄ばんだ本からほっこりとした暖かみを感じるような気がしました。

デジタル化した書籍はとても便利ですが、紙の本も捨てがたい。

ではどのように本と今後つきあっていこうかという私の回答ですが、Ipadと今読みたい紙の本一冊ないし二冊を同時に持ち歩くという紙の本をメインにして補助的にIpadを使うのが今一番理想的な持ち歩き方ではないだろうかと最近思っています。

これは、銀河英雄伝説でいうところの馬車が紙とすればその対象としてデジタルは宇宙船という関係です。

人間の生活には無駄のないデジタル化した世界は受け付けないのだろうか、どこまでも便利にデジタル化してもやっぱり腕時計はゼンマイが良いなと思ったり、都会に住み続けると田舎の自然に憧れたり、高度に科学技術が発達しても結局どこかに有機的な自然の痕跡を残しておきたいと考えてしまうのは人情なのだろうか。

今回、本のデジタル化をしてきた事で、デジタルと紙の本のバランスをどうやって取っていくのか、一ヶ月間利用してきた私の観想です。

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紙の本とIpadやkindleなどの電子書籍の上手なつきあい方