金剛界 6 阿閦如来尊像 

kongoukai 6-1

阿閦如来・あしゅくにょらい(梵名:Aksobhya アクショーブヤ)

身色 青色

左手 拳にして臍(へそ)の前におく

右手 触地印

梵名のアクショーブヤは「動かざる尊」の意味で、『阿閦仏国経』によると、かつて遥か東方の仏国土で大目如来の六波羅蜜の説法に触れ、無瞋恚(むしんに)の誓願をたて、不動の境地を修行し、成仏したとされる。

その仏国土を善快(妙喜国)という。

密教成立以前に、古くからこの尊の進行がインドには見られ『道行般若経』『法華経』『維摩経』など多くの仏典に登場します。

密教では、大日如来の大円鏡智を体現しており、菩提瞋の徳を司り、四仏のうち東方に位置する尊とされます。

 

 

kongoukai 6-2

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