京都でお買い物 ー 菊一文字、鳩居堂 ー  

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今日は夕方、菊一文字という刃物屋さんに行こうと4日前から決めていました。

菊一文字の閉店時間が夕方6時30分までだったのですが、閉店時間が30分早くなったので何とか買いにいけるのが今日でした。

丸刀の裏を研ぐ砥石が欲しくて、別の刃物屋さんでも購入していたのですが、ほとんど私が買って、そのまま供給できていない状態でした。

それで菊一文字にあるという情報を聞いたので、早速行ってきました。

そしたら欲しかった3ミリ幅の石も置いてあって、3ミリと6ミリを、とりあえず5枚購入させてもらいました。

もう少しゆっくりと物色したかったのですが、閉店間際だったので次の鳩居堂へ急いでいきました。

鳩居堂では、お皿に入った金泥と小さな筆を購入、こちらも閉店間際なので物色せずに目的の物を購入して閉店となります。

鳩居堂は魅力的な商品が多く、店内の雰囲気も上品でいつも、お香の香りが漂っています。

今回初めて金泥のお皿を購入したのですが、いつもは葉書や封筒などの書き物を購入しています。

お気に入りの紙や筆やペンを使うと、書くという作業ではなく、書きたい雰囲気や気分にさせてもらえます。

近くにお気に入りの道具を購入できる環境に今日はなんだか感謝したい気持ちになりました。

実は、当たり前だと思っていた事が最近思うところがあって本当は恵まれていたのだなと気付かされました。

丸刀の裏を砥ぐ石なんて日本全国、どこでも手軽に購入できる物でもないし、特殊な細筆、金泥も大型ショッピングモールには置いていない。

今回購入した金泥は、香合佛に金線を描く為に購入しました。

翌日の日曜日に一日ゆっくりと金線で描きたいと思います。

 

 

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向って左がお皿に入った金泥、細筆、丸刀の裏研ぎ用の砥石

 

 

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本金の色はとても上品で、仏像の高貴な雰囲気にぴったりの色です。

ただ、金を定着させるための膠が入っていないので、薄めた膠を筆に含ませて使います。

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