前回、人の手の形を迷っていたのですが、手の彫刻のイメージが固まってきましたので、ペンでラフに描きながら徐々に手の形を決めていきたいと思います。
実は仏さんの手を参考にするつもりはなかったのですが、仏さんの握り手に近くなっています。
少し違うとしたら親指が中指と軽く触れて少し下に落ちています。
人差し指の根元に鳥を乗せていますが、人が力を加えているのは安定して乗せている人差し指でそれ以外の指は力が、ほとんどかかっていない状態にしたいのですが、そうすると見た目に動きがなくなります。
そのために力は加わっていないのですが、中指が中に入って、それを親指が軽く触れているようにしています。
そして小指は力が全くかかっていない状態で軽く曲がっています。
薬指は中指の力に引っ張られているのですが、その自然な状態を表現できたらと思っています。
手の量が足りなくなっていた所はそのまま面として利用しようと考えていたのですが、やはり手が中途半端な感じに見えてしまうので、別の木を接着しました。
手首を曲げて下から手が出てきているような感じにしてみます。