1 大日如来尊像

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胎蔵界 大日如来さま

今回ご紹介します仏さまは皆さんご存知だと思いますが、大日如来〈だ いにちにょらい〉と呼びます。

胎蔵界曼荼羅の中心的な存在の大日如来さまですが古代インドの名前で はマハーヴァイローチャナと呼ばれております。

ヴァイローチャナという呼び方どこかでお聞きした事がありませんか。

実は奈良の東大寺大仏殿の大仏さまが毘盧遮那仏〈ビルシャナブツ〉と 言われて親しまれておりますが、もともと毘盧遮那仏の語源はヴァイロ ーチャナと言われております。

ヴァイローチャナの前にマハーが付きますがマハーは大きいという意味 です、毘盧遮那にさらに大きな存在を表しているという事で太陽をさし ているともいわれております。

大日如来さまの智慧の光は非常に強く、陰や日向に関係なくどのような 人にも平等に光をもたらします。

大日如来さまのお姿ですが印相は法界定印という手の組み方ですが、 右の掌をを左の掌の上におき、親指の先同士を触れてその他指は交互に 差し込んでいきます。

大日如来さまを彫らせてもらいうときは慣れているとはいえ、少し緊張 します。

その存在の大きさだけでなく、曼荼羅を見てもらう時に最初に目がいく 所が中尊である大日如来ですので、ここで曼荼羅全体の印象が大きく左 右されます。

他の尊像との差別化が難しく、顔の表情に高貴な雰囲気を高める事がで きるか、迷ったら彫るのをやめ、気が着く所が見えてきたら少し彫り進 めるといった連続の繰り返しで進めていきます。

合掌

 

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二回目の荒彫り

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前回の彫刻はお正月に荒彫りをアップしました。

それから10ヶ月近く経過しました。

このタイミングでもう一度中尊の大日如来像を彫刻してみようと思ったのは、曼荼羅の全体の彫刻の彫り進め方が少しずつ見えてきたので、私の中で彫り進めたい気持ちが強くなってきました。

できるだけ進め過ぎないようにお顔は前面を削り落として、奥にして胸の厚みを大きく見せました。

そして衣紋線までを彫刻してみます。

あくまでも全体像を考えた上での彫刻になりますので、今回はこのぐらいにおさえておきます。

次回は何ヶ月後にそれとも何年後に続きを彫るのか、その時期になってみないとわかりませんが、次回も今回と同じように、彫りたいという気持ちが強くなってきたらその時に続きを彫りたいと思います。

合掌

 

 

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