99 大転輪仏頂尊像

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大転輪仏頂・だいてんりんぶっちょう(梵名:Mahosnisacakravartin マホーシュニーシャチヤクヴァルティン)

身色 黄色

右手 独鈷杵を載せた蓮華を持つ

左手 掌を立て、中指、薬指、小指を屈す。

台座 赤い蓮華に坐る

広大発生仏頂とも呼ばれています。

高仏頂・無量音声仏頂とともに三仏頂に数えられます。

この三仏頂は順次、仏部・金剛部・蓮華部の三部の徳を表したものをいいます。

大転輪の輪は、輪宝です。

本来は転輪聖王の持ち物で、戦争のときに軍隊の前にこれを揚げ、敵を破る象徴としました。

仏教ではこれを転じて、煩悩を破す武器として用いました。

それでこの尊像は、如来が煩悩を摧破する力を尊徳とします。

三形の独鈷杵は『諸説不同記』では五鈷杵となっていますが、こちらは『諸尊便覧』によります。

合掌

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