仏像を制作するにあたり寸法の割り出しは
とても大切な作業です。
古い本ですがとても研究されていてすばらしい
本がありますが、その中の一つが太田古朴著の
仏像彫刻技法という御本で大きく分類すると
造像法・木割法・寄木法・一木法 です。
この方は寸法の割り出しにより、時代や各仏師の
特徴を見いだしていて、別の項で説明いたしますが
とてもすばらしい本です。
現代は江戸時代からの基準線の割り出しで
制作による寸法の割り出しは確立しております。
そのさらに古い平安や鎌倉時代の仏像の寸法は
どのように計測されていたのかそういったことが
実に細かく数学を用いて説明されております。
(未完成)(未ブログアップ)