蓮弁の彫刻 6 2段目と同じように3段目、4段目と進めていき、
最後の5段目の荒彫りを 開始しました。
5段目の彫刻は今までと少し違って、8枚の蓮弁が隙間なくきっちりと
合 わせていかなければいけないので、まずは一枚ずつ4段目の蓮弁が
当たる ところを合わせ彫りします。
蓮弁の先に指でつまんだような所がありますが、この部分を小さく表
現 したり、大きく目立つものになっていたり、先は鋭く残さず、丸く
浅く 残したり、作り手により様々な個性が現れる所です。
私は始めて蓮弁を彫刻した時は鋭く表現していましたが、最近では小
さ くそして少しぼやかした感じで大きく面取りをして表現しています。
合掌