亀屋清永

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公式ホームページ http://www.kameyakiyonaga.co.jp

インスタグラムのお茶会でお客さんで来られる方にこれから京都の和菓子屋さんをご紹介していきたいと思います。

まずは八坂神社近くの本店 亀屋清永(かめやきよなが)

〒605-0074 京都市東山区祇園石段下南
TEL:075-561-2181(代)
FAX:075-541-1034
営業時間:8:30~17:00
毎週水曜日定休
高島屋 京都店

地下1階
〒600-8520
京都府京都市下京区四条通河原町西入真町52番地
直通電話・FAX:075-252-7678

 

ジェイアール京都伊勢丹
地下1階
〒600-8555
京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
直通電話・FAX:075-352-7121

 

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葩餅(はなびらもち)

 

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(月影)

今回は葩餅と月影をいただきました。

 

下御霊神社の銘水と初詣

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下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)は、京都市中京区にある神社です。

初詣を兼ねてインスタグラムのお茶会で使うお水を求めて、今回こちらの神社に参拝させてもらいました。

桓武天皇の時代、各地で疫病が流行しました。

これは御霊の祟りであるとして、貞観5年(863年)5月20日、平安京の神泉苑で御霊会が催され、この御霊会が当社および上御霊神社の創祀であるとしています。

古来より京都御所の産土神として崇敬された。享保年間に霊元天皇の霊を配祀しました。
元は出雲路の上御霊神社の南にあったことから下御霊神社と呼ばれるようになったと伝えられています。

後に新町出水に移され、天正18年(1590年)、豊臣秀吉の都市整備にともない現在地に遷座しました。

 

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今回も、お水を2リットル頂戴いたしました。

梨木神社から南に下がってすぐのところなので、水質は似ているのではないだろうかと思っているのですが、帰ってからのお楽しみとします。

 

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梨木神社の銘水

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梨木神社(なしのきじんじゃ)は、京都市上京区にある神社です。
明治維新に大きく貢献した三條實萬(さねつむ)・三條實美(さねとみ)父子を祭神としています。

境内の井戸の水は「染井の水」と呼ばれ、京都三名水の一つとされ、醒ヶ井・県井・染井のうち、現存するのは梨木神社の染井の水だけである。

また境内には約500株の萩が植えられており、別名萩の宮とも呼ばれており、9月中旬~下旬には萩祭りがおこなわれています。

久邇宮朝彦親王の令旨により、三条家の邸宅跡に三條實萬を祀るための社殿を造営し、明治18年(1885年)、地名からとった梨木神社の社号と別格官幣社の列格を受けて創建した。その後大正4年(1915年)、大正天皇即位を記念して、子の實美を合祀としました。

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インスタグラムのロゴの香合制作

上の動画はInstagram用に制作した15秒程の短編動画です。

 

上の動画は、全編動画です、と言っても52秒ほどです。

 

今回はInstagramのロゴを香合にしてみました。

Instagramでつながった人と思ってもみないことだったのですが、たくさん交流させていただくことができました。

さらにお茶会のことを投稿してからフォローしていただく人が増えて、またお茶会などにも興味がある人もたくさんいらしたので、同じくインスタグラムのフォロワーさんでお煎茶をされている方と一緒にお茶会を、来年の初春頃に無鄰菴でお茶会を開催することといたしました。

その時に、思いついたのがインスタグラムのロゴを香合として作ってみるということです。

 

 

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香合の材料には檜(ヒノキ)を選びました。

まずは正方形の木を用意しましたが、厚みは少し大きめに残しています。

 

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横から見ると蓋と身を分けるために蓋を少し大きめに残して切り離します。

 

 

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ロゴマークの中は貫通出せるので、少し残し気味でドリルで穴を開けてから糸鋸を使って切り離しています。

 

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蓋の方は内側のお香が入る口のところはくぼみの分、厚みをのこしています。

 

 

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サンドペーパーで綺麗に磨きこみます。

 

 

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今回は、ツヤをあえて出さないように一回だけ漆をかけています。

 

 

 

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実は内側はまだ完成ではないのですが、まずはお茶会を盛り上げるための香合の動画を制作するために、一度これで完成写真を撮影しました。

 

 

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完成

 

青蓮院の好文亭でお煎茶を頂いてきました。

縁というのは不思議なものでまさかインスタグラムでフォローさせていただいていた方のお茶会に参加することになるとは夢にも思いませんでした。

青蓮院は最近ライトアップを見に行ったばかりでしたが、明るい時間帯でのお庭の散策は今年はじめてなので丁度見に行きたいなと思っていた矢先の御煎茶のお話乗らないわけにはいかなかったです。

好文亭は青蓮院のお庭の中程にあり、ライトアップの時にも美しく上品な建物だなと思っていて、その時から中に入ってお茶席を見てみたいなと思っていました。

 

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好文亭は今から227年前の江戸時代、天命8年(1788)に、大火によって御所が炎上しました。

その時に後桜町上皇は青蓮院を仮の御所として一時避難されていました。

好文亭は、その際、上皇が御学問所としてお使いになられた建築物です。

茶室として活用したのが明治に入ってからでした。

しかし平成五年四月、ゲリラ事件の被害に遭い、惜しくも焼失してしまいました。

その後、多くの方々の多大なるご支援により、平成七年秋に竣工し、三笠宮両殿下のお成りのもと、裏千家お家元 千宗室様により盛大な釜開きを挙行致しました。

焼失前の図面と照らし合わせて木材等の材質も全く同じで江戸時代の本格的数奇造りを忠実に再建されました。

内装は四畳半の茶室三部屋と六畳の仏間、水屋等からなります。

障壁画十三画は、日本画の大家、上村淳之画伯の御奉納による花鳥図です。

 

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好文亭に入ると待合に通されました。

待合から見えるお庭や内装を観させていただきました。

照明をよく見ると骨組みは檜でできていて、曲線になっています。
この曲線を作るのには木を削り落とさなければいけないので元は大きな板だったのだろうということが想像できます。

さりげなく贅沢で、そんな好文亭のお洒落心を感じ入って見とれていました。

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しばらくすると、待合からお茶席に通されました。

お茶席では上村淳之画伯の鶴の絵の襖絵がありました。

とても迫力があるのですが、それでいてお茶室の雰囲気を崩さず見事な襖絵です。

それぞれ席に着くとゆったりとした時間の中お手前が始まりました。

 

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お手前していただくのは煎茶道、宝山流です。
タイミング的に私が御正客の位置になっていました。

和服を着てなおかつ男だったら御正客に通される宿命だということは御抹茶の世界では、よくあるパターンです。
御煎茶なので、どうすればいいのだろうと思いましたが流れに身を任せようと思い、そのまま堂々と御正客の席に居座ってしまいました。
お花、軸、ふすまのことを質問しなければいけないのだろうかと頭の中は少し混乱していましたが、御煎茶の先生の方が上手に話をもっていって下さりそのおかげでリラックスして楽しむことができました。
そんな中すでにお手前は始まっていました。

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指先にまで神経が行き届いている美しいお姿でした。
私自身も緊張していましたが、そんなお手前されている方が時折見せていただく笑顔にお客さん全員が癒されていました。

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お煎茶の味もいうまでもなく美味しい味でした。
一般的な緑茶に比べると、苦くはなく、とてもお茶の香りが濃厚でなぜか甘みを強く感じました。
とても美味しく二煎もいただきまいた。

帰り際に上村淳之画伯の鶴の襖絵の前で記念写真を撮らせていただきました。

インスタグラムが繋いだ不思議な縁、実際には初めて会う私のために、私を信じ誠心誠意お茶席を楽しませていただいた多くの方々の支えがあってこその素敵なひと時を過ごすことができました。
宝山流の方々には大変感謝をいたします。

 

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好文亭外観です。

質素で美しい外観をしています。

外からは微妙にお茶会の様子が見えにくくなっています。

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最後までお付き合いくださりありがとうございました。