金剛界 彗星天 (インドの古い言葉 ketu:ケート)
この天部の尊像は彗星天(すいせいてん)です。
肌の色は白、右手を腰におき、ばいという棒をを執ります。
左手は拳にして腰に置きます。
『金剛頂経』巻10では名前を大勝杖と呼び、『賢劫十六尊』は歳星天と呼ばれ、土星のことです。
このほとけさまに当てられる種字はモウと呼ばれてますが、それは金剛杵の杵(ムサラ)の頭文字です。
彗星天は胎蔵界曼荼羅では九執の一に数えられます。
合掌
造佛記 -ZOUBUTSUKI- ~Record of making Buddha statue~
木彫曼荼羅と豊富な仏像の画像と動画を使った仏像彫刻の詳細解説 Detailed commentary of the Mandala carved out of wood and Buddha statue sculpture by pictures and movies of Buddha statue