66 彗星天

 

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金剛界 彗星天 (インドの古い言葉 ketu:ケート)

この天部の尊像は彗星天(すいせいてん)です。

肌の色は白、右手を腰におき、ばいという棒をを執ります。

左手は拳にして腰に置きます。

『金剛頂経』巻10では名前を大勝杖と呼び、『賢劫十六尊』は歳星天と呼ばれ、土星のことです。

このほとけさまに当てられる種字はモウと呼ばれてますが、それは金剛杵の杵(ムサラ)の頭文字です。

彗星天は胎蔵界曼荼羅では九執の一に数えられます。

合掌

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