158 宝印手菩薩尊像 宝印手菩薩尊像(梵名:ラトナムドウラーハスタ) この菩薩さまは宝印手菩薩(ほういんしゅぼさつ)とよびます。 地蔵院の上から3番目に佇んでおられます。 左手に蓮の華を持ちその蓮の上には独鈷杵があり、右手は月綸 形を持ちます。 この菩薩さまはインドではラトナムドウラーハスタといわれ親 しまれていましたが、それは「宝を手にする尊」という意味です。 そういうところから右手の月綸形は宝珠だとも言われております。 地蔵菩薩の本質を体現し、大悲の手を衆生に差しのべ菩提に導く 働きをします。 合掌 [`evernote` not found] Tweet