金剛界 22 金剛業菩薩尊像

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金剛業菩薩尊像(梵名:Vajrakarma ヴァジュラカルマ)

この菩薩さまは金剛業菩薩(こんごうごうぼさつ)です。

左手は金剛拳にして腰におき、右手は羯磨杵を掌に載せ胸前におきます。

不空成就如来の四親近のうちの一尊像です。

副成就如来の南(画像では左)に位置します。

『金剛頂経』では、毘盧遮那如来がヴィシュバカルマンという菩薩の誓願によって、仏の働きを加持して金剛堅固にする三摩地に入って、仏のあらゆる衆生救済の働きを可能にするとされる。

ヴィシュバカルマンとは『金剛頂経』では、四波羅蜜のうち羯磨波羅蜜菩薩となった毘盧遮那如来の属性としても説明されます。

元来インドでは、ヴェーダの時代にはブラフマンと同体とされ、宇宙の建立の働きをするとされ尊崇された尊格のです。

この遍満する働きを仏の働きに認めたのが『金剛頂経』といえます。

合掌

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動画の道具、回転台

 

 

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すでに20本近くの動画をアップしているにもかかわらず特にビデオ撮影では、まだまだ思っているように撮影できていません。

写真などの画像を使った動画は比較的きれいに仕上がるのですが、ビデオカメラからの映像は動きがぎこちなさがでてきます。

最近ではモチーフを回転させて撮影していますが、その回転台を手に入れるのに少し苦労しました。

以前100円ショップで回転台が販売していましたが、とくに使う用途がなかったのでその時は手に入れる事がありませんでした。

しかし、動画を撮影するのに回転台があれば便利だと思い、早速100円ショップに行ってみました。

どこにも見当たらないので店員さんに聞いてみると販売していないという事で、しょうがないので別のお店で、もう少し販売フロアの広い100円ショップに行けばあるだろうと思い、行ってみましたがそちらにもありませんでした。

ホームセンターにはあるだろうと思ったのですがありませんでした。

ロフトにも高島屋にもなく、京都に新しくできた東急ハンズにも興味があったので見に行くついでに確認してみるとそこにもありませんでした。

わたしはすぐに見つかると高をくくっていたのと、今すぐ欲しかったので、ネットを利用する事は考えていませんでした。

しかたがなくネットで手に入れました。

じつはネットでは盆栽を鑑賞する為の回転台として販売されていました。

届いてから早速使ってみました。

回転は紐で引っ張って撮影する事に届く前から決めていましたが、簡単に回転することができませんでした。

紐を回転台の軸にぐるぐると何重にも巻き付けてから引っ張ると簡単に回ってくれると思っていたのですが、紐が絡まって上手に回転させることができませんでした。

そこで回転台に改良を加えました。

 

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改造した部分に、紐が入っていき、軸に絡まる事もなく、中心軸からは離れているので、回転もスムーズで4回転ぐらいは楽にかいてんさせることができます。

盆栽用の回転台をこんな風に使うなんて送った人は全く想像していないでしょう。

盆栽の説明用紙はわたしに読まれる事はなく、すでにどこかにいってしまいました。

 

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木彫りの初音ミク 完成

 

長くて短い10日間でした。

ようやく木彫りの初音ミクの着物姿をお披露目することができます。

材料は木曽檜で彫刻刀だけで仕上げていきました。

話は変わりますが、六本木ヒルズや高級スポーツカー、最先端を走っている人や物、建物などとは反対に、その真逆を仏師なり伝統工芸といわれる工芸技術者がいます。

1000年以上前から守り伝えられた伝統工芸は、どちらかというと新しさと真逆のようなところもあります。

私はフェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニなど、乗りたいと思いますが、実際には手に入れる事はないでしょう。

しかし不思議に思うのですが、仏師や伝統工芸士といわれている人がスポーツカーに乗ると決して良くは思われない。

なぜ良く思われないのかというのはみなさんも感覚的によく分かっていらっしゃると思います。

特に伝統的色の強く、研鑽をつんでいるようなイメージのある技術などは、知らず知らずのうちに遊び心をセーブしているのではないだろうか、と感じることがあります。

私の初音ミクデビューは、遊び心を解き放つ、その第一歩になればと思います。

日本には欄間があります。

日本建築の内装の木彫装飾としてふすまなどの上によく見られますが、日本建築だけでなく、六本木ヒルズの内装に合う現代的で、技巧的で、デザインセンスのある欄間が、ITベンチャー企業のワンマン社長の独断と偏見で六本木ヒルズの内装に造られたら面白いだろうなあと、勝手ながら想像していました。

予算は1億円で、一流のデザイナーに作図してもらい、贅沢な材料で、最高の技術を使って、作り上げられたらどれだけ面白いだろうか。

見るだけで、わくわくします。

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目次

初音ミクの全身像の彫刻 1(着物)

木彫りの初音ミクの途中段階 2

初音ミクの全身像の仕上げ前の段階 3

初音ミクのお顔の修正 4

木彫りの初音ミク 5 完成

金剛界 17 金剛法菩薩尊像

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金剛法菩薩尊像(梵名:Vajradharma ヴァジュラダルマ)

この菩薩さまは金剛法菩薩(こんごうほうぼさつ)です。

左手で胸前で蓮華を持ち、右手でその一弁を開いている姿を表しています。

無量寿如来の四親近のうちの一尊で、無量寿如来の東(図では下)に坐っています。

胎蔵界曼荼羅では観自在菩薩です。

観自在菩薩は煩悩に汚れた凡夫の世界を、本性は蓮華のごとくに清らかであると観察し、言葉にいい表せない正しい教えを説法して衆生を救済するので、このように尊名を金剛法菩薩とも称されています。

持っている蓮華は清らかな菩提心を象徴している。

凡夫の説法によって菩提心が発されずにいますが、この尊の正法の説法によって菩提心が発されます。

その有様を、この尊が左手に持つ蓮華の花弁を右手で開くことで象徴します。

合掌

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初音ミクのお顔の修正 

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連日、お顔の修正に取り組んでいました。

細目の平刀、丸刀、極浅丸刀、など細かい彫刻刀を駆使して微妙な顔の面を小刻みに修正していました。

仏像のお顔では、あご回りは風船を膨らませたかのように丸く膨らんでいます。

しかし初音ミクのフィギュアなどは、あごが尖がっています。

私は、仏像のお顔を沢山彫っているせいか、仏像のお顔の膨らみを作るのには慣れているために尖らすのに躊躇していました。

いつもの彫癖を打破すべく、思い切ってとは言わず、恐る恐るあごを尖らせたり、鼻を極度に小さくしたり、目を大きくしたり、と不安を抱えながら彫り進めていきました。

何とか今日、仕上げの一歩手前まで進むことができました。

 

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目次

初音ミクの全身像の彫刻 1(着物)

木彫りの初音ミクの途中段階 2

初音ミクの全身像の仕上げ前の段階 3

初音ミクのお顔の修正 4

木彫りの初音ミク 5 完成

初音ミクの全身像の仕上げ前の段階

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今回の彫刻で一気に仕上げようと思っていたのですが、お顔の表情がなかなか決まらず、表情の微調整をもう少し詰めていけば、後は仕上げる段階に移りたいと思います。

しかし、これ以上触ると、表情が崩れていきそうなので一時休みます。

今までに私は、仏さまのお顔は当然のこととして、人間の顔も挑戦したことがありましたが、人間でもない仏さまでもない、キャラクターのお顔はまさに未知の領域だったと彫進めながら漠然と思っていました。

彫る前の私はアニメの顔は簡単なのではないだろうかという勝手な思い込みがあったのだと思います。

しかし、目が普通ではありえないぐらい大きな目をしていたり、全体のデフォルメのやり方など、かなり難しいと感じていました。

芸子さんをモデルにしているので、楽しい表情、真剣な表情、崇高な自尊心、美しいしぐさ、などが表情に織り込まなければいけないのだと思いますが、目が大きいのでそれがかえって表情を作るうえで難しくしています。

あと少しで仕上げだとはいえ、実際に彫り始めるとあっという間に4時間ほど経過していたという事にもなりかねません。

着物姿をどこまで細く見せるのか、それも気を使っています。

あまり細すぎても、力が抜けたような雰囲気にもなるし、初音ミクの細さと着物の厚み等を考え、ちょうど良いバランスの細さにしていきたいと思います。

 

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初音ミクの全身像の彫刻 1(着物)

木彫りの初音ミクの途中段階 2

初音ミクの全身像の仕上げ前の段階 3

初音ミクのお顔の修正 4

木彫りの初音ミク 5 完成

木彫りの初音ミクの途中段階

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全身像の初音ミクはゆっくりと時間をかけて彫刻する予定でした。

3日前に作り始めてから楽しくてどんどん彫り進めていきました。

何かキャラクターを作りたいという気持ちは、何年も前から思っていたことですが、実際に作り始めるまでが長かったです。

作り始めると、あとは私の手が勝手に動くだけなので、YouTubeなどを楽しみながら彫り進めていくことになりますが、その代りキーボードは木屑だらけになるのは覚悟しないといけませんが。

 

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かといってYouTubeを見ながら彫れるところと彫れないところがあります。

ポイントとなる部分ですが、お顔、手、衣のしわを入れる個所、肘や膝など体のポイントとなる場所をどの部分に配置し着物で隠れて見えていなくても膨らみやへこませることでイメージさせるかなど、数えあげたら結構ありますね。

一枚の芸子さんの写真を参考に私なりのイメージで制作していますので、見えていない部分が果たしてこのような姿なのかは、本当のことはわかりません。

しかし、右足を前に出したときに左足はおそらくこの位置にあるだろうという事は、厳密には難しいですが大体は、あっていると思います。

本当は粘土を使って最初になれておくのが普通なのですが、今回は粘土をこねている時間がもったいないと思い、いきなり木に写してみました。

その代り多少の失敗しても修正が効くように、片方の面から攻めていき形が崩れていきそうになっても奥のほうがなにも彫っていないので修正は奥に彫進めるという具合で徐々に周りから囲い込んでいくように彫刻していきました。

失敗が効かない木彫はそれだけに神経を使います。(YouTubeみている場合じゃないですね。)

 

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初音ミクの全身像の彫刻 1(着物)

木彫りの初音ミクの途中段階 2

初音ミクの全身像の仕上げ前の段階 3

初音ミクのお顔の修正 4

木彫りの初音ミク 5 完成

金剛界 8 金剛王菩薩尊像

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金剛王菩薩尊像 (梵名:Vajraraja バジュララージャ)

この菩薩さまは金剛王菩薩(こんごうおうぼさつ)です。

両手を金剛拳にして胸の前で交差させます。

胎蔵界曼荼羅の金剛手印の金剛王菩薩と同じ尊像とされています。

一切如来を引き寄せ自利行に自在となり、一切衆生を引き寄せ利他行に自在であるとされます。

一切如来と一切衆生を引き寄せることを象徴するために、三昧耶会・供養会・降三世三昧耶会には引き寄せることを象徴した印を結びます。

合掌

 

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初音ミクの全身像の彫刻(着物)

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目次

初音ミクの全身像の彫刻 1(着物)

木彫りの初音ミクの途中段階 2

初音ミクの全身像の仕上げ前の段階 3

初音ミクのお顔の修正 4

木彫りの初音ミク 5 完成

前回、私は掌に乗るサイズの香合の初音ミクをレリーフで制作しました。

今回はその続編という事で全身像を彫刻してみようと思います。

私が初音ミクを彫刻しようと思うに至ったいきさつは、検索エンジンで3Dプリンターを調べようと思ったら初音ミクの3D加工を木製で制作していた動画を見たのがきっかけでした。

それでは手彫りで彫刻をしている人はいるのだろうかと思い検索してみると意外にも少なく、その中でも台湾人の制作した初音ミクは、クオリティーが非常に高く、日本でそこまでのクオリティーで作っている人は、実際にはいるのかもしれませんが、検索しても出てきませんでした。

香合の初音ミクの件もあり、いつかはクオリティーの高いのを作ってみたいと思っていました。

もちろん着物姿での制作です。

話はそれますが、私が小学生の時に広隆寺でみた仏像に圧倒された経験がありました。

それは、クオリティーの高さとか表情の豊かさ、迫力です。

その当時はすごいと感じていただけですが。

衣のなびいている表現、衣文線(衣のしわ)のリアリティー、仏像の肌に触れでば、人間の肌のように柔らかくへこむのではないだろうかと思えるような表現力など、とても人間技とは思えない技術に圧倒されていたのだと思います。

私はたまたま仏像に圧倒されたのですが、もしかしたら別の何か違うものでも、リアリティーや迫力を感じられるものがあれば、同じように感じていたのかもしれません。

仏像なら多くの仏師さんが沢山ネットに配信しているので仏像だけでなく、もっと多くの人に楽しんで見てもらえるような、そしてクオリティーの高いものを披露できたら面白いだろうなと思っていました。

それで初音ミクを作ってみようと思ったのですが、みんなのためとかっこ良い事を書きながら実際には私の自己満足の世界なのかもしれませんが。

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