胎蔵界 121 如来笑菩薩尊像

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如来笑菩薩尊像(梵名:Tathagatahasa:タターガタハーサ)

如来笑菩薩(にょらいしょうぼさつ)

身色=肌色

右手=口のそばに当てる

左手=蓮華を持つ。

台座=赤蓮華

如来の歓喜の徳を司る尊像で、如来の教えを聞き、心の底から喜びが涌き、心身ともに喜びにみちあふれている姿をした尊像です。

小乗仏教はもちろん、大乗仏教でも如来が大口をあけて笑うという記述はありませんが、密教では、これを積極的に肯定し、喜びを喜びとして表そうとしたと考えられています。

合掌

 

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胎蔵界 118 摧砕仏頂

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摧砕仏頂(梵名:Vikiranosnisa ヴィキラノーシュニーシャ)

摧砕仏頂(さいはぶつちょう)です。

身色=黄色

左手=独鈷鉤(とっここう)を載せた蓮華を持つ。

右手=薬指を屈して他の四指を立てる。

台座=赤蓮華

五仏頂の一尊像。除障仏頂ともいわれています。

この尊像は煩悩を摧砕し捨除する徳を司ります。

三形の鉤は、執拗にはびこる煩悩を引き寄せ、打ち砕くことをしめしています。

 

 

 

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金剛界 1 大日如来(毘盧遮那如来坐像)の二回目の彫刻

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二回目の彫刻

一昨日、胎蔵界の中尊である大日如来坐像の二回目の彫刻をしましたが、今回は金剛界の中尊である毘盧遮那如来坐像を彫刻してみます。

彫り進め方は胎蔵界と同じように顔の前面を彫り、顔を奥に引きました。

それにより胸に厚みを持たせました。

次に手先が大きく見えるので、左手の一差し指を右手で握り込んだ形を智拳印と呼びますが、その印の厚みをスリムにしていき、指と指の間の溝を彫る前の段階まで彫り進めました。

胎蔵界の大日如来と同様に、金剛界の中尊も彫り進めていくと、力が入りすぎて細かくなりすぎるので、曼荼羅の全体像を考えて今回も衣紋線を彫刻するまでにしておきます。

合掌

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金剛界大日如来一回目の彫刻←クリックすると進みます。

 

胎蔵界 150 召請童女

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召請童女(ちょうしょうどうにょ 梵名:Akarsani アーカルシャニー)

お姿=童子形

身色=黄色

手=右手に独鈷鉤(とっここう)を持ち、左手に青蓮華を持ちます。

台座=赤蓮華

鉤召とも呼ばれ、鉤をもって衆生を引き寄せ菩提へ導くので、この名前がつけられたようです。

この尊形は御室版曼荼羅では独鈷戟をもちますが、鉤召の意味からするところから、観蔵院曼荼羅では鉤を描いているようです。

合掌

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