胎蔵界 64 虚空無辺超越菩薩尊像

虚空無辺超越菩薩尊像

(梵名:ガガナーナンタヴィクラマ)

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この菩薩さまは虚空無辺超越菩薩(こくうむへんちょうおうぼさつ)

です。

金剛手院の上から四番目の真ん中に佇んでいます、ちょうど真ん中

の真ん中でこの金剛手院の中心尊です。

この菩薩さまのお姿は、左手に三鈷杵を持ちます。

そして右手は、与願印で右膝を立てます。

『大日経』では第二虚空遊歩持金剛であるとされています。

虚空無辺とは、如来の智慧は天空より広大で、無量であるところか

らきている名前です。

さらに天空も超えたものであるというところから超越の名前が入っ

ています。

ヴィクラマとは勇気をもって歩む意味であります。

遊歩と訳されたりもします。

浄菩提心は決して一つにとどまることなく、常に進んで万行を修行

し、大神変を起こすということです。

                            合掌

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胎蔵界90 降三世明王尊像

降三世明王尊像(梵名:バジュラフーンカラ)

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この明王さまは降三世明王(ごうざんぜみょうおう)です。

持明院の向かって右から二つ目の不動明王像の隣に佇んで

います。

お顔が三面あります。

そのお顔の各面には額にもう一つ目があります。

八本の腕を持ち、左右の一番前方の手が降三世の印を結

びます。

大自在天は自らを三界の主であり、自分に勝るものはな

いとして、大日如来の教勅に従わなかった。

それを金剛薩埵は身を降三世に変じ、大自在天と妃の烏

摩を踏みつけて懲らしめました。

踏みつけられた二人は貪・瞋・痴の三毒であり、彼らを踏

みつけた両足は禅定と智慧を意味します。

                       合掌  

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胎蔵界 37白処尊菩薩尊像

 白処尊菩薩尊像

(梵名パーンダラヴァ―シュー)

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この菩薩さまは白処尊菩薩(びゃくしょそんぼさつ)です。

蓮華部院の一番下の左側に佇んでいます。

右手は与願印にし、左手には開いた蓮の華を持ちます。

梵名のパーンダラヴァ―シューとはインドのことばですが、

「白き処に住するもの」「白衣を着たもの」とも言われてい

るようです。                        

この尊像は観音の母、蓮華部の主であると説いています。

あるいは星宿の主として、息災等の修法がおこなわれます。

                        合掌

 

 

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