仏像の手は、顔に並んで難しい彫刻です。
しかし、顔と手が彫れるようになると、どんな物でも彫れるという自信がつきます。
仏像の手はいままでどのぐらい彫刻してきたのか正確に計った事はありませんが、1000近くは彫刻しているのではないだろうかと思います。
顔もそうですが、彫りすぎたりしてなかなか理想の形にたどり着くのは難しいですが、何度も何度もチャレンジして理想の姿にいつかたどり着きたいと思います。
仏像の手は赤ちゃんの手がとても参考になります。
赤ちゃんのように柔和なボリュームがあって、無駄な部分を削ぎ落としていくような作業です。
次回は、四角い木から彫りだしていきたいと思います。