手板の彫刻 2

まずはYouTubeより

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今回の手板はコンパスを使いますので少し複雑になります。

 

 

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前回と同様に私は四つ描いていますが、いくつ入れるのかは手元にある板に合わせてみてください。

まずは最初にコンパスで大きく円を描きます。

そのときに内側に二つ円を描きます。

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そしてコンパスを使って三等分にして目印をつけます。

目印の所を軸にコンパスを使って半円を描きます。

 

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さらに半円の内側にも二つの丸を引きます。

 

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上の画像の用に輪郭線をまずは薄く切り込みます。

切り込みの溝はV字ではなくレの字にします。

 

 

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次に内側の半円に切り込みを入れるのですが切り込みの溝は最終的にはヘの字のように山型になるのですが、最初にレの字にします。

 

 

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先ほどのレの字の溝を今度はvの字に彫ります。

その連続で内側へ向って彫り進みます。

 

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だいたいの仕上げる前の状態まで彫ると、今度は半分飛び出しているところを同じ形になるように彫ります。

 

 

 

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完成です。

 

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手板の彫刻 1

まずはYouTubeより
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手板の彫刻は平安時代の仏師定朝さんが仏師達の技術を修練するために使われていると伝えられていますが、後に木彫の巨匠高村光雲が東京美術学校木彫科で木彫を指導するためにそれまでに様々なところで木彫の修練として伝わっていた手板をまとめられたようです。

まずは最初に上の画像の彫り方を順を説明していきたいと思います。

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この板に会わせる必要はありませんが、私は一枚の板に4つ描いています。

 

 

 

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2寸(60.6ミリ)幅の正方形を描き四隅からクロスさせて線を引きます。

 

 

 

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細かい幅の線は全て1分(3.03ミリ)にしています。

中央の線から平行に線を引きます。

 

 

 

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平行に線が引けたらクロスさせて同じように引いていきます。

 

 

 

 

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今度は外側から同じ幅(1分)で平行に線をひきます。

 

 

 

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線が引けて彫る前の準備が整いました。

 

 

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私は印刀(三分幅 9㎝)一本で仕上げてみたいと思います。

 

 

 

 

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まず外側の線に立て込みをいれて斜め横から薄く削ります。

 

 

 

 

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木目にあわせて上に向って印刀を運ぶのか、引くのかを木の性質を見極めながら進めていきます。

 

 

 

 

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外側の線ができたら、クロスの線を立て込み入れます。

外側の線は溝が薄いレの字になっています。

そしてクロスの線は薄いV字になっています。

 

 

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クロスの線が出来たら、内側を彫ります。

最初に切り込みをいれるのはどの線も同じなのですが、どちらに向って斜めに削るのかが違うだけです。

その彫り込みの表現はレの字、Vの字、ヘの字の3種類を組み合わせたオウトツになります。

 

 

 

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一つの三角形が仕上げる前の状態に彫り込めました。

三角の外側からレの字、そして反対のレの字、ヘの字、レの字、そして中央の三角の溝、という感じになります。

他の3つの三角も同じように彫り込んでいきます。

 

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全て彫れましたら、仕上げます。

 

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まずは一つ完成です。

 

 

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