21 多羅菩薩尊像

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胎蔵界 多羅菩薩さま 今回ご紹介いたします仏さまは、多羅菩薩〈たらぼさつ〉と呼びます。 微笑する中年女性の容姿で合掌しているお姿をしております。 この仏さまには低い冠をつけておりますが、そこには化仏(小さな仏さま)があります。 インド名のターラーには瞳という意味があり、観音さまの眼の輝きから 生まれたとされております。 その他にも渡すという意味もありますが、それは、衆生を対岸に渡すと いうことで救度者ともいわれます。 インドやチベットでは、観音さまと多羅菩薩さまは、代表的な尊像とし て扱われておりますが、日本ではあまり一般に普及することはありませ んでした。 以前ブログに掲載させてもらいました、菩薩さまの画像がありますがそ の仏さまも多羅菩薩さまです。 その画像も一枚添付しておきました。                                                                                                        合掌

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多羅菩薩(たらぼさつ、梵名:Tārā [ターラー])は、観音菩薩の目から発せられる聖なる光から生まれた16歳の少女の姿の菩薩。多羅仏母、救度仏母とも言われ、手に青い蓮の花を持つ。
日本では密教五仏の影響を受け、白多羅(白ターラー菩薩)、緑多羅(緑ターラー菩薩)、黄多羅(黄ターラー菩薩)、赤多羅(赤ターラー菩薩)、青多羅(青ターラー菩薩)などとも呼ばれている。

誕生
この菩薩は、観音菩薩が「自分がいくら修行しても、衆生は苦しみから逃れられない」と悲しんで流した二粒の涙から生まれた。右目の涙からは白ターラーが、左目の涙からは緑ターラーが生まれた。 彼女たちは「衆生の済度を助ける」と発願し、菩薩は悲しみを克服したという[1]。
チベット密教とターラー[編集]
西チベット王家が招聘したアティーシャの弟子ドムトゥンがなした一派をカダム派というが、アティーシャに倣い、釈迦如来・観音菩薩・不動明王・ターラー菩薩を「四本尊」とした[2]。
女性の仏は仏母[ユム]を呼ばれるが、如来と同格であり、特に仏眼・マーマキー・白衣・ターラーの四仏母は曼荼羅に頻繁に登場する。ちなみに『秘密集会』の曼荼羅にあっては、四仏母は四隅に位置して四大を表すが、ターラーは「風」を象徴する[3]。
なお、ゲルク派では、息災・増益・敬愛の「柔和な3修法」(ジャムスム)の護摩法にはターラーを本尊とすることがある[4]。
真言
A.「密印品」
Namah samanta-buddhanam tare tarini karunodbhava svaha
ナウマク・サンマンダ・ボダナン・タレイ・タリニ・キャロダオンバベイ・ソワカ
B.「真言蔵品」
Namah samanta-buddhanam karunodbhava tare tarini svaha
ナウマク・サンマンダ・ボダナン・キャロダオンバベイ・タレイ・タリニ・ソワカ
C.その他
Om tare tuttare ture svaha
オン・タレイ・トゥタレイ・ツレイ・ソワカ
Om padma tare hum
オン・ハンドマ・タレ・ウン

参照Wikipedia

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