白身観自在菩薩さま(インド名:シュヴェータバガヴァティー) 今回ご紹介します菩薩さまは白身観自在菩薩〈びゃくしんかんじざいぼ さつ〉と呼びます。 蓮華部院という枠の上から二番目の左側に佇んでおられます。 お姿ですが、左手に開いた赤い蓮の華を持ち右手は掌を立て、そして立 てた肘を右膝に当てます。 この菩薩さまは白身(びゃくしん)と言われているように、着彩された 曼荼羅では白い肌をしておられ、身体の白は清らかな大悲の功徳がすべ て具わっている事を表しています。 サンスクリットの名称から福をもたらす女神のイメージがあったといわ れております。 合掌