龍門石窟 如来仏頭の模刻の彫り進め方の全記録 その3  完成

龍門石窟仏頭の模刻が完成いたしました。

このブログを書いているときは完成してYouTubeにアップしてしばらく落ち着いてからになります。

とりあえず動画を見ていただくのが手っ取り早いのですが、今から紹介させていただく動画は合計3時間ぐらいあります。

延々と地味な作業の繰り返しです。

当初はもう少し3分ぐらいで抑えて編集とカットを加えて短くするべきなのですが、一応その動画も明日以降用意いたしますが、彫刻しているテクニックを知ってもらうというよりも作業音としての長い彫刻のシーンを用意いたしました。

私としては彫刻は日常的なものなのであまり珍しいことではないのですが、こういった珍しい作業音を聞きたい人がいるらしい、という事をインスタのメッセージで教えていただきました。

それ以降は試しに、ASMRとタグを付けています。

最近の動画の多くは、このような形でyoutubeへアップしております。

龍門石窟 如来仏頭の模刻の彫り進め方の全記録 その2

龍門石窟の如来仏頭を彫っている間に私の癖なのか、どうしても日本の仏像の表情に引っ張られてしまいます。

以前平安時代後期の仏頭の模刻をしていたこともあって、その表情に似てきます。

頭をリセットして掘り進めるか、難しいところですがその辺りを踏まえて動画を見ていただければと思います。

沢ノ池(沢池)でお茶と仏像彫刻を楽しんできました。その二 抹茶を点てる

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抹茶を点てる道具はもちろんキャンプ用品を利用しますが、茶筅だけは携帯用の小さな茶筅を持ってきました。

風呂釜であるガスコンロと水指を代用した水筒と棗代用したフィルムケース、平茶碗の代用にステンレスの平らな蓋、そしてコンビニで購入した和菓子を準備してきました。

まずは水筒の水をガスコンロで沸かしておいておきます。

 

 

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ステンレスの平らな蓋にフィルムケースに入れた抹茶を振りかけていきます。

 

 

 

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そして沸かしたお湯を注いでいきます。

 

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後は抹茶を点てるだけです。sawaike-06

完成しました。

和菓子と一緒にいただきます。

今回結構のどが渇いたので、3杯お代わりしました。

 

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次はお地蔵さんを彫ってみます。

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沢ノ池(沢池)でお茶と仏像彫刻を楽しんできました。その一

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今回は朝だけの沢池までの一人旅をしたいと思います。

私の自宅から沢池までの距離は22.5㎞あります。

今回はロードバイク(自転車)をのって行ってみたいと思いますが、この距離はロードバイクを乗りなれている人なら大した距離ではないと思いますが、途中にある京見峠や周山街道の上り坂が激しく距離よりもこの高低差に結構体力を奪われます。

しかし、昔の映画になりますが「古都」という映画の中のシーンがこの辺りの風景を使われていたりして、そういったことを思い出しながら情緒を感じる小旅行は結構楽しいです。

そしてきれいなお花もたくさん見ることができます。

 

 

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沢池へ行く途中の道ですがここからさらに3㎞ほど上り坂が続きます。

 

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沢池に到着しました。

到着前はロードの自転車で走れる道なのか少し心配でしたが何とか無事に到着し、しばし沢池の美しさに目を奪われていました。

 

 

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沢池を堪能した後は、沢池でお抹茶を点ててみたいと思います。

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インスタグラムで登校した仏頭の詳細画像

今回の仏頭はかなり気合を入れて制作しました。

こんなことを言うといつも気合を入れていないみたいに聞こえますが、インスタグラムに投稿すると反応も早く見てくれている人も格段に多いので、人の目線をいつもよりもかなり意識をいたします・

そういうこともあり、多くの人が見ていると思うといつもより気引き締まります

先に上げた動画は、インスタグラムにも投稿していますが、インスタグラムには15秒の時間制限があるために、それ以上に長くなった部分をYouTubeやフェイスブックに投稿させていただきました

以下写真のみですが、画像だけでも参考にしていただければと思います。

 

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お地蔵さんの仏頭の彫刻の工程をストップモーションで作成しました。

まずは動画から

今回は合計、約3日ほどで彫刻、撮影、編集が終わりました。

クオリティーを高めればまだまだ高めていけると思いますが、多くの人が映像として楽しめる範囲内で、今後は妥協点を見つけて編集していきたいと思います。

画像と違い映像は手間かければかけるほど良くなっていくし半端なく時間がかかります。

本来やるべき彫刻をしたり、サボったり遊んだりする時間がなくなってしまうので、動画撮影をどこまで手を入れるべきか悩むところではあります。

YouTubeを見て思うのですが最高のものを多くの人が求めているのだろうかと思うことが多々あります。

こんなのがなんで人気なんだろうかとくだらないと思いながらもついつい見てしまったりします。

反対にこれはすごく手が込んでいて、きっと多くの人に人気があるんだろうと思うような動画であってもあまり見られていなかったりします。

私の投稿した動画は今回で118本目です。

最初に投稿した動画から比べると、動画に対する考え方が随分と変わりました。

そして昨日嬉しいことにYouTube登録者数が100人になりました。

ユーチューバーにとって100人は非常に小さい数字ですが、私にとってはとても大きな数字です。

今まで登録してくださった皆様や多くの視聴者さんなど、に楽しんでいただける、そして多くの人が求めている動画作りを目指して制作していけたらと考えています。

本当に皆さん、ありがとうございました。

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法隆寺金堂の毘沙門天像の彫刻 7 冠と三叉戟

 

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今回の毘沙門天像の冠の形と左手で持っている三叉戟の作り方を絵で説明したいと思います。

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まずは冠ですが、もともと古い飾り金具で細かな唐草文が施されていたのですが、木彫で表現するのはむずかしいのと、今回の木彫は粗いタッチを残しているので冠だけ細かくなりすぎるとそこだけ浮いて見えます。

ですので冠の下絵で見た方がわかりやすいと思い簡単ですが上下の画像の冠を描いてみました。

上の画像は前から見た絵です、下の画像は横から見た絵です。

イメージとしてはこのような形で彫刻をしています。

ただ彫刻の方では全体が奇麗に仕上げている訳ではないので少し彫りのタッチが残っているので冠も雰囲気でタッチを残しながら彫っています。

 

 

 

 

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持物 三叉戟

三叉戟は一体ではなくて刃先を別材で彫っています。

刃先の方に棒が入る穴を彫って差し込みます。

荒彫りの段階で差し込んでおいて全体のバランスを見ながら刃先の大きさを徐々に決めて仕上げます。

もちろん共木で彫りだしても良いです。

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法隆寺金堂の毘沙門天像の彫刻 5

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仕上げの一歩手前ですが、ここからが仕上げまでの時間はかなりかかります。

比較すれば、荒彫りからここまでの状態に至る時間と同じぐらいかかります。

彫刻刀も細くなってきて彫る面が細かくなるからです。

 

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三叉戟を通してみました。

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前へ               仕上げへ

法隆寺金堂の毘沙門天像の彫刻 4

右手を切り離したあとは顔周りが彫刻しやすくなります。

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右手は切り離してから、形を削りだしていきますがある程度の形が整ってきたら小さな穴を手首の切り離した面に穴をあけてダボを差し込みます。

もう一方の面にも同じように小さな穴をあけて木のダボで右手を仮付けします。

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