漆塗り作業の前に、実際に使わせていただくお茶
室の床の間に置いてみました。
ここでは床の間を一つのフレームととらえた場合、
香合がアンバランスではないかどうかなど制作段階
では気づかないところを、チェックします。
今回は、特に大きな違和感を感じなかったので、
漆塗りの作業を開始します。
まずは、下地漆という漆をつかいます。
筆を使わずに、綿でできた、布を使って、手で
拭いていきます。
手で拭くときはビニールを使います。
全体に薄く漆を拭きのばせたら一度目の作業は
これで完成です。