filcoのキーボードに使う木製レストとLogicool MX Masterのマウスパッドを作る

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5月の連休にfilcoのキーボードとマウス(Logicool MX Master)を手に入れました。

一週間しか経過していませんが、大変使いやすいキーボードとマウスです。

タイピングするときの指ががボタンを一つ一つ認識する感覚がとてもはっきりとしているのでちょっとしたタイピングミスも減少しているようにも感じます。

またマウスも手の形にちょうどフィットして何時間操作してもストレスが少ないように感じます。

そんな使いやすいキーボードですが、少し贅沢をいうと、タイプする位置が高いのでその分、手に下に1センチ程の台が必要だと感じて木製レストが必要だと思うようになりました。

実はFilcoのキーボードは、最初にFilcoの木製のレストを発見したのがこのキーボードを手に入れるきっかけでした。

そのようなこともあってもともと作ってみたと手に入れた時から思っていました。

連休からちょうど一週間使っていたので、どんな形にしたいのかも使っているうちに漠然とイメージもできてきたので早速作り始めてみたいと思います。

まずは型紙を用意して、キーボードの角に合わせて紙をはさみで切ります。

 

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まずは一度おおざっぱに鋏で型紙を整形します。

そして微調整をしながら所定の位置に型紙とキーボードをを合わせていきます。

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手を置いてみて確認しながらさらに型紙を微調整します。

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型紙ができたら今度は1センチ強の厚みの木を用意して、型紙のように木を切断します。

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さらに丸みをつける場所に鉛筆で線を描きこみその通りにまずはのこぎりで斜め切断したら彫刻刀で 丸いラインをきっちりと合わせていきます。

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いよいよ浅丸の鑿を使って手前を薄くなるように荒彫りします。

 

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大雑把に鑿を使って斜めに削り落としたら手を置いて使い心地を確かめます。

 

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まずは右手を置く木製レストを大雑把にさらに鑿で削り、だいたい形ができたら、反対側の左手を置くレストも手を置きながら同じように斜めに鑿でけずります。

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鉋の底が丸くなっています。

このレストの真ん中は手にフィットするよう若干へこませています。

なのでこのようなそこが丸い鉋を使うとへこませるのが楽になります。

 

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作っていると右上の鉛筆で線を描いたフォルムにしたいと思うようになりました。

 

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さらに右上の角を丸めて、全体的に彫刻刀や鉋を使って細かく仕上げます。

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最初は大雑把に削りどんどんと仕上がるにつれ細かく彫刻刀や鉋を動かします。

 

 

 

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サンドペーパーを使って仕上げる前の状態です。

真ん中は若干へこませています。

 

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キーボードの木製レストをペーパーで仕上げる前に大変使いやすいマウス(Logicool MX Master)のパッドを作ります。

このマウスだから作ってみたいと思わせる大変高級感のあるマウスです。

マウスパッドは厚みを薄くして鉋をあてています。

 

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さらに角を丸くしながら、全体をサンドペーパーで仕上げます。

 

 

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最後に椿油を塗りますが、その前に一度パソコンを使ってみたいと思います。

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離してみたりしてさまざまなシチュエーションで試し打ちします。

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マウスパッドの厚みも使いながら確認します。

 

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サンドペーパーで全体を滑らかにできたら椿油を全体に塗り込みます。

 

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キーボードのレストも椿油を全体に塗り込めたらマウスパッドも含め一応完成とします。

一応というのは、おそらく使っていくうちにさらに微調整をしたくなってくると思います。

今は一番ベストだと思って作りましたが、今後微調整がしたくなったらその時はさらに削り込んでいくと思います。

その時はブログの更新とともにキーボードレストやマウスパッドも一緒に成長していくのではないかと想像します。

 

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写真を撮る フィルムカメラ(NIKON FE)からデジタルカメラ(EOS 7D / X20 / P330)へ

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20年程前、私が仏像彫刻を始めた頃、フィルムカメラで撮影するのが仏像の姿を画像に残す唯一の手軽な方法でした。

当時はまさか20年後にデジタルカメラが主流になっているとは夢にも思っていなかった。

フィルムカメラが主流だった頃、私はニコンのフイルム一眼レフカメラを二台所有していました。

仏像の記録や資料として貴重な彫刻などを写真として保存しておくためなので、けっしてプロやアマチュアのようなカメラに対するマニアックな知識とか、写真自体をシビアに追求するのではなく、そのような知識も持ち合わせていませんでしたが、あくまでも後でどのような形だったかを確認するための道具として考えていました。

しかし、私はクラシカルな雰囲気が好きだったので、手で操作できて写真を撮影している実感がわくマニュアルクラシックカメラを好んで使っていました。

フィルムカメラは、デジタルと違い、たとえばISO100のフィルムをよく使っていましたが、そのフィルムをカメラに入れてしまえば、途中でISO400に変えたいと思っても使い切るまではフイルムを交換する事が出来ません。

白黒フィルムも同様で途中でカラーフイルムに変更する事も出来ません。

 

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(向って左側上下がフイルムカメラ、右側上下がデジタルカメラ)

そのために最低二台カメラがあると、途中違うフィルムが使いたいときも、もう一台のカメラを使って撮影できます。

その当時は、実用として必要だからフィルムカメラを二台使っていましたが、今ではフィルムカメラで撮影するのが、道楽だと思われるようになってきている時代です。

フィルムカメラは、フィルムを購入して撮影したあとは現像に出して、出来上がるまで、思っていたように撮影されているのかどうかわからない緊張感がありました。

お金と時間がかかります。

それがゆえに一枚一枚の写真を丁寧に撮影しようとも思えたのだと思います。

 

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デジタルカメラの解像度がまだフィルムに追いついていない時は色合いに歴然とした違いがでてきていたので、やはりフィルムには勝てないのではないだろうかとも思われていました。

今では一般人が撮影する範囲においては充分すぎる性能のカメラがほとんどです。

しかし、いつの時代でも物には懐古主義があるようです。

実はフィルムカメラの雰囲気をもったフォルムでデジタルカメラが出てこないだろうかとカメラの解像度が上がっていく過渡期にずっと思っていました。

 

 

 

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どんなに素晴らしい性能を持ったデジタルカメラでも私はそれよりも性能が劣っていてもクラシカルな雰囲気のカメラが欲しいと思っていました。

現在、私のブログにアップする画像データは撮影されたカメラの元データの8分の1から10分の1にまでサイズを落としてブログにアップしています。

仏像の制作行程が多くの人々に伝わるレベルの画質でと思っているので、写真家のようにシビアに写真自体と向き合っていないので気楽なのかもしれません

ですので、一部の(薄暗闇での撮影など)写真を除き、そこまで性能を追求しなくても3年程前のカメラでも私がアップする画像程度なら充分、伝わると思います。

あとは私の文章力が足りなかったり、撮影のアングルが違っていたりと私の問題だと思います。

 

 

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私が持っているデジタルカメラは合計4台あります。

三台のカメラを撮影しているカメラを含めてですが。

撮影しているカメラは、仏像の修理で汚れても良いように小回りのきく小さなコンパクトカメラです。

そして上の三台のデジタルカメラは、向って右からキャノンのEOS7Dです。

最近7D markⅡがでましたが、それが出てから中古で前の7Dを手に入れたのですが、解像度も性能も充分すぎるぐらいあります。

以前東京国立博物館内で撮影した時、コンパクトカメラで撮影をしました。

三脚もフラッシュも禁止なので手で撮影しなければならず、軽いコンパクトカメラだと、手ぶれを止めるのが大変でした。

そのときに重たい一眼レフをいつか手に入れてしっかりと手ぶれを押さえて撮影したいという気持ちがわき起こっていました。

カメラに詳しい人が聞いたら7Dではなくてフルサイズの6Dの方が良かったのではといわれるかもしれませんが、私は重量と値段の兼ね合いで7Dをえらびました。

 

 

 

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しかし重たい一眼レフを手軽にぱぱっと素早く撮影したいと思ったら結構大変です。

まずは鞄の中から取り出して、蓋を取ってズームを決めるという一連の作業がものすごく面倒くさくなります。

そんな時は、富士フイルムのX20を使います。

画質も申し分なく、またちょっとした外出時にも肩からぶら下げても違和感がなく持ち歩けるので大変気に入っています。

それにこのクラシカルな雰囲気も大変気に入っています。

そしてもう一台ニコンのコンパクトカメラP330です。

ポケットに何とか入る大きさで、さらに手軽に取りたいときに丁度よい大きさです。

小さいといっても写真も動画も申し分なく撮影できています。

 

 

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今までフィルムカメラが入っていたバッグです。

実は形見として私に譲っていただいたものですが、それを私がカメラバッグとして使っていました。

もう40年程まえのフェンディだと思います。

日本にフェンディーの鞄が入ってきてすぐの物だと聞きました。

私の使い方が悪くぼろぼろになっていますが、鞄自体がものすごく丈夫に出来ていて大変気に入って使っています。

実は椿油をたまに塗っています。

良いのか悪いのかわかりませんが、つやが戻ってきます。

フィルムカメラからデジタルのカメラに中身は変わりますが、鞄だけは変わらずに引き続き、使えなくなるまで使ってみたいと思います。

 

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高山彦九郎像

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石碑の書き下ろし

高山彦九郎・皇居望拝之像

江戸時代、ここ三条大橋は東海道五十三次起終点にあたり往時の都の出入口であった。

今ここにある銅像は、高山彦九郎正之(1747年〜1793年)の姿を写したものである。

高山彦九郎は、群馬県の出身である、十八歳の時以来、前後5回上京したが、京都に出入りする折には、この銅像の姿のように、京都御所に向って拝礼した。

その姿は

大御門その方向きて橋の上に頂根突きけむ真心たると

橘曙覧

と和歌に詠まれた。

明治維新を成就した勤皇の志士達は、彦九郎を心の鑑と仰いだといわれる。

後、明治の中頃サノサ節には、

人は武士

気概は高山彦九郎

京の三条橋の上遥かに皇居を伏し拝み落つる涙は鴨の水アサノサ

と謡いつがれた。

 

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スカルプチャー(肖像彫刻)さらに豊富な写真で掲載しています。

中砥石の青砥の水加減 

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青砥の水加減

青砥は荒砥石と仕上げ砥石の間の行程で使います。

天然の仕上げ砥石の陰に隠れていてあまり表舞台に出てきませんが大変貴重な存在です。

人造砥石のキングも素晴らしい中砥石ですが、キングの中砥石と仕上げ砥石の間に青砥が入ると、刃先の研ぎ上がりが大変美しくなります。

刃先が美しいと彫刻などの作業のモチベーションが上がります。

画像の青砥は最近、北野天満宮の骨董市で手に入れた青砥です。

砥石の台が出来上がったので早速使ってみたいと思います。

キングの赤い人造の中砥石で砥ぐ時はたっぷりの水に浸しておいて、砥石に充分水分を含ませます。

水分を含ませないとすぐに砥石の中に水が吸い込まれ表面を濡らしてもすぐに水がなくなります。

表面が水で濡れていないと砥ぐ事が難しいです。

そのためにたっぷりと水を含ませるのですが、天然の仕上げ砥石の場合はキングの砥石のように水を含ませません。

天然の仕上げ砥石は材質が微細でものすごく長時間(数千万年間)かけて圧力がかかっていました。

そのため、もともと水分が染み込む余地があまりありませんので仕上げ砥石を使って砥ぐ場合は、使う直前に砥面を少し濡らす程度にします。

 

 

 

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青砥の場合はどうかというと、キングの砥石と比べると水分の染み込みは少ないのですが、しかしゆっくりと時間をかけて少し吸んでいきます。

そのために青砥は水分を染み込ませたら良いのかというと私は結構アバウトに使っています。

コップに水を入れておいて水を注いで青砥の表面を濡らして使います。

あるいは水道の蛇口から直接水をかけます。

青砥を使って研ぎながら水分がなくなる直前に水をさしたりして使っています。

またはコップの水で濡らしながら砥ぎます。

水分がなくなりそうになったらその都度、水をさします。

少し手間がかかりますが、青砥が荒砥と仕上げ砥石の間に入る事で仕上がりまでの行程がスムーズに運びます。

しかしそんな青砥も今では数が少なくなりつつあります。

大切な天然資源これからも大切にしていきたいですね。

 

 

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