握り手の制作行程1からずいぶん日数が立ちましたが、前のリンクを貼付けておきます。
握り手は数年前に彫刻をした手の見本があるのでそれを見本に角材の状態から彫りだしていきます。
彫刻道具
印刀 三分から七分 (9ミリ〜21ミリ) 一本
平刀 幅 一分五里 (4.5ミリ) 一本
丸刀 幅 一分 (3ミリ) 一本
人差し指は親指に接して、中指、薬指は強く握り、小指は力を抜かせるようなイメージで下書きをします。
完成の握り手では手首も彫りだしていますが、ある程度、握り手の形が出てくるまでは、手首の事は考えずに握り手に集中します。
丸めるように外側から彫り進めて徐々に内側の中指、薬指の指先の刻みを入れていきます。
親指と人差し指の間の物を持つ穴を最初に決めて凹みをつけると握っている雰囲気が見えてきます。