平成27年 京都マラソン当日の彫塑制作

 

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この看板の地図を見ると私が通っている彫塑をする

場所が通行禁止になっています。

場所は美術館の敷地内にある二条通と神宮道の交差

した、南東角にあるこじんまりとした建物です。

 

通行証があれば入れますが私は前日渡してもらえる

通行証を取りに行けなかったので、通行禁止になる

前の8時30分以前には入っておかないと彫塑をする

ことができなくなるので、本来ならば13時30分から

始まる彫塑ですが、余裕をもって7時50分に入って

彫塑の建物の玄関前で鍵が開くまで、時間をつぶし

て待っていました。

 

まるで遠足に行くような荷物で、ホットコーヒーに

お茶、おにぎり、お菓子を用意してました。

玄関先でこの日に作る彫塑の下図スケッチを修正し

ながら過ごしていましたが、マラソン準備の騒音が

私の中でお祭り前のわくわくする気分になっていく

のを感じていました。

それで私以外全員マラソンスタッフという状況でお

そるおそる、どのような風景なのか、彫塑の建物の

周りを行ったり来たりしていました。

私の高校の陸上部の同期と後輩が今回の京都マラソ

ンのペアマラソンに出場するのですが、30代後半で

、どこまで走れるのだろうか、高校の陸上部で一緒

に長距離を走っていた時は1kmを基準に考えてい

ました。

1km(1000メートル)走だと当時は3分を切るか切

らないか、というペースだったと思う。

しかし3kmだと1kmを3分10秒ぐらいで走って合

計10分切るぐらい。

5kmだと1km3分15秒ぐらいのペース、

10kmだと1キロ3分40秒ぐらいのペース

しかしこれは高校の頃の現役時代、毎日20キロ近く

練習で走っていた時の話、今はこんなスピードはぜ

ったいに ありえない。

私は2年ほど前にトレッドミル(ランニングマシン)を

使って、試したことがありましたが、たった1キロを

走るのに5分を切るのがやっとだった、どれだけ持久

力が落ちているのかと体力の衰えを数値を通して実

感しました。

前日に3時間前半でゴールしたいと高校の後輩が言っ

ていたので、だいたい1kmを4分前半で走り続け

る計算になります。

実際に、目標通り3時間8分台でゴールしました。

私は心の底からすごいと思い、よくそれだけの体力

をこの年齢までキープしていたことに驚きと大袈裟

ですが勇気をもらったようなすがすがしい半日でし

た。

ゴールが彼との20年ぶりの再会というドラマチック

な瞬間で、心の底からおめでとうと、気分は高揚し

ていました。

彼はゴールした瞬間、京都市長との熱いハグをして

から、選手控えの場所まで行く道すがら私は声をか

けて、懐かしい人との再会に喜び浸っていました。

 実は彼は現在、宮大工をしていて、フェイスブック

などでもたびたび、お寺の建築中の貴重な写真を投

稿したりと、とても興味深い内容なので、私と彼は

いいねボタンをクリックする間柄といったほうが正

確かもしれません。

そのようなことで、時間はあっという間に過ぎ、こ

れから彫塑の方へ気分をチェンジしていきます。

 

 

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