宝印手菩薩尊像(梵名:ラトナムドウラーハスタ)
この菩薩さまは宝印手菩薩(ほういんしゅぼさつ)とよびます。
地蔵院の上から3番目に佇んでおられます。
左手に蓮の華を持ちその蓮の上には独鈷杵があり、右手は月綸
形を持ちます。
この菩薩さまはインドではラトナムドウラーハスタといわれ親
しまれていましたが、それは「宝を手にする尊」という意味です。
そういうところから右手の月綸形は宝珠だとも言われております。
地蔵菩薩の本質を体現し、大悲の手を衆生に差しのべ菩提に導く
働きをします。
合掌