金剛界 68 羅刹天

kongoukai 68-1

羅刹天(梵名:Raksasa ラークシャサ)

この天部の尊像は羅刹天(らせつてん)です。

左手は拳にして腰に置き、右手は、ばいを持ちます。

外金剛部二十天の一つで、西南に位置します。

尊形のばいについて『賢劫十六尊』では槌、東寺曼荼羅では刀、御室版曼荼羅は棒をもつなど違いがあります。

羅刹は性質が暴虐で人肉を食べるようです。

胎蔵界曼荼羅の涅哩帝王(ねいりちおう)に同一視されています。

合掌

kongoukai 68-2

 

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