写真を撮る フィルムカメラ(NIKON FE)からデジタルカメラ(EOS 7D / X20 / P330)へ

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20年程前、私が仏像彫刻を始めた頃、フィルムカメラで撮影するのが仏像の姿を画像に残す唯一の手軽な方法でした。

当時はまさか20年後にデジタルカメラが主流になっているとは夢にも思っていなかった。

フィルムカメラが主流だった頃、私はニコンのフイルム一眼レフカメラを二台所有していました。

仏像の記録や資料として貴重な彫刻などを写真として保存しておくためなので、けっしてプロやアマチュアのようなカメラに対するマニアックな知識とか、写真自体をシビアに追求するのではなく、そのような知識も持ち合わせていませんでしたが、あくまでも後でどのような形だったかを確認するための道具として考えていました。

しかし、私はクラシカルな雰囲気が好きだったので、手で操作できて写真を撮影している実感がわくマニュアルクラシックカメラを好んで使っていました。

フィルムカメラは、デジタルと違い、たとえばISO100のフィルムをよく使っていましたが、そのフィルムをカメラに入れてしまえば、途中でISO400に変えたいと思っても使い切るまではフイルムを交換する事が出来ません。

白黒フィルムも同様で途中でカラーフイルムに変更する事も出来ません。

 

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(向って左側上下がフイルムカメラ、右側上下がデジタルカメラ)

そのために最低二台カメラがあると、途中違うフィルムが使いたいときも、もう一台のカメラを使って撮影できます。

その当時は、実用として必要だからフィルムカメラを二台使っていましたが、今ではフィルムカメラで撮影するのが、道楽だと思われるようになってきている時代です。

フィルムカメラは、フィルムを購入して撮影したあとは現像に出して、出来上がるまで、思っていたように撮影されているのかどうかわからない緊張感がありました。

お金と時間がかかります。

それがゆえに一枚一枚の写真を丁寧に撮影しようとも思えたのだと思います。

 

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デジタルカメラの解像度がまだフィルムに追いついていない時は色合いに歴然とした違いがでてきていたので、やはりフィルムには勝てないのではないだろうかとも思われていました。

今では一般人が撮影する範囲においては充分すぎる性能のカメラがほとんどです。

しかし、いつの時代でも物には懐古主義があるようです。

実はフィルムカメラの雰囲気をもったフォルムでデジタルカメラが出てこないだろうかとカメラの解像度が上がっていく過渡期にずっと思っていました。

 

 

 

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どんなに素晴らしい性能を持ったデジタルカメラでも私はそれよりも性能が劣っていてもクラシカルな雰囲気のカメラが欲しいと思っていました。

現在、私のブログにアップする画像データは撮影されたカメラの元データの8分の1から10分の1にまでサイズを落としてブログにアップしています。

仏像の制作行程が多くの人々に伝わるレベルの画質でと思っているので、写真家のようにシビアに写真自体と向き合っていないので気楽なのかもしれません

ですので、一部の(薄暗闇での撮影など)写真を除き、そこまで性能を追求しなくても3年程前のカメラでも私がアップする画像程度なら充分、伝わると思います。

あとは私の文章力が足りなかったり、撮影のアングルが違っていたりと私の問題だと思います。

 

 

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私が持っているデジタルカメラは合計4台あります。

三台のカメラを撮影しているカメラを含めてですが。

撮影しているカメラは、仏像の修理で汚れても良いように小回りのきく小さなコンパクトカメラです。

そして上の三台のデジタルカメラは、向って右からキャノンのEOS7Dです。

最近7D markⅡがでましたが、それが出てから中古で前の7Dを手に入れたのですが、解像度も性能も充分すぎるぐらいあります。

以前東京国立博物館内で撮影した時、コンパクトカメラで撮影をしました。

三脚もフラッシュも禁止なので手で撮影しなければならず、軽いコンパクトカメラだと、手ぶれを止めるのが大変でした。

そのときに重たい一眼レフをいつか手に入れてしっかりと手ぶれを押さえて撮影したいという気持ちがわき起こっていました。

カメラに詳しい人が聞いたら7Dではなくてフルサイズの6Dの方が良かったのではといわれるかもしれませんが、私は重量と値段の兼ね合いで7Dをえらびました。

 

 

 

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しかし重たい一眼レフを手軽にぱぱっと素早く撮影したいと思ったら結構大変です。

まずは鞄の中から取り出して、蓋を取ってズームを決めるという一連の作業がものすごく面倒くさくなります。

そんな時は、富士フイルムのX20を使います。

画質も申し分なく、またちょっとした外出時にも肩からぶら下げても違和感がなく持ち歩けるので大変気に入っています。

それにこのクラシカルな雰囲気も大変気に入っています。

そしてもう一台ニコンのコンパクトカメラP330です。

ポケットに何とか入る大きさで、さらに手軽に取りたいときに丁度よい大きさです。

小さいといっても写真も動画も申し分なく撮影できています。

 

 

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今までフィルムカメラが入っていたバッグです。

実は形見として私に譲っていただいたものですが、それを私がカメラバッグとして使っていました。

もう40年程まえのフェンディだと思います。

日本にフェンディーの鞄が入ってきてすぐの物だと聞きました。

私の使い方が悪くぼろぼろになっていますが、鞄自体がものすごく丈夫に出来ていて大変気に入って使っています。

実は椿油をたまに塗っています。

良いのか悪いのかわかりませんが、つやが戻ってきます。

フィルムカメラからデジタルのカメラに中身は変わりますが、鞄だけは変わらずに引き続き、使えなくなるまで使ってみたいと思います。

 

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