前のページと同じ動画です。
確認の為に貼付けておきました。
小鼻の幅を決めます。
この小鼻も少し幅が広めですが、彫っていくうちに若干幅が細まっていきます。
そして小鼻のラインを鉛筆で描きます。
鼻の穴は僅かにへこんでいますが、無理にへこまそうとすると穴が目立ってしまいます。
ですので、彫る自信がない場合は小鼻の穴は小鼻の幅がしっかりと決まってからにしますが、私は今の段階では下線を描いてまだ彫りません。
後で、おそるおそる僅かにへこませます。
額についている丸い白豪は本来ならばもう少し厚みを残したり、また穴を彫ってそこに丸く削った木や水晶などを差し込んだりしますが、今回は表情を彫る練習なので白豪は僅かに浅く彫る事にしました。
あると表情をとらえるのが難しい場合はなくてもかまいません。
後で丸い木を貼付けても良いと思います。
そして、古い仏像でも水晶などがはめ込み式になっている仏像が多いのですが、人によっては額に穴をあけるのをあまりよく思われない方もいらっしゃいます。
私もどちらかと言えば心情的に額に穴を彫りたくないのですが。
この段階はどう説明していいのか本当に頭をかかえます。
うまく説明できないといけないのですが。
つまり鼻と小鼻の間を浅い丸刀を目の方向に斜めに彫りますが、その中で途中をややへこめたり、小鼻と鼻の間を丸刀で通すときに鼻と小鼻の区別が一発で見えるように彫る事、などその一刀で微妙な表現をしなければいけないのですが、かといってこの通りにしても絶対にうまくはいきません。
ですので最初は慎重になって何度も何度も繰り返しになると思いますが、上記の事を意識しすぎずに、まずは自分のやり方で一度挑戦してみてください。
首についた三本の線、三道と呼びますが意外と難しいです。
首の皺のような弾力感を表現するのですが、耳の下で徐々に消えていきます。
最初は深く彫ってしまいがちですが、深く彫らずに、浅めにおさえます。
徐々に仕上げにとりかかります。
完成