平成27年 早朝の秋の南禅寺を撮影してきました。

まずは動画から

京都の早朝は撮影には撮影には最適な時間帯です。

南禅寺に到着したのは早朝6時40分ごろでした。

観光客もこの時間帯にはさすがにくる人が少ないですが、それでも本気のカメラマンや、真剣に撮影をする人がポツリポツリといらっしゃいます。

したの南禅寺の門を見ていただくと奇跡的に人が誰も写っていませんでした。

こういう写真が撮れるのも早朝に出てくる特権だと思いますが、タイミング的にも一瞬でした。

しばらくするとおっちゃんが門の下で体操を延々と始めていました。

今回の撮影は時間が経てば経つほど人が増えていくので最初に大きい画面で南禅寺を抑えて徐々に紅葉のアップとか小さな対象物に変えていくというやり方でできるだけ人を映さないようにさせていただきました。

 

 

 

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青蓮院の好文亭でお煎茶を頂いてきました。

縁というのは不思議なものでまさかインスタグラムでフォローさせていただいていた方のお茶会に参加することになるとは夢にも思いませんでした。

青蓮院は最近ライトアップを見に行ったばかりでしたが、明るい時間帯でのお庭の散策は今年はじめてなので丁度見に行きたいなと思っていた矢先の御煎茶のお話乗らないわけにはいかなかったです。

好文亭は青蓮院のお庭の中程にあり、ライトアップの時にも美しく上品な建物だなと思っていて、その時から中に入ってお茶席を見てみたいなと思っていました。

 

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好文亭は今から227年前の江戸時代、天命8年(1788)に、大火によって御所が炎上しました。

その時に後桜町上皇は青蓮院を仮の御所として一時避難されていました。

好文亭は、その際、上皇が御学問所としてお使いになられた建築物です。

茶室として活用したのが明治に入ってからでした。

しかし平成五年四月、ゲリラ事件の被害に遭い、惜しくも焼失してしまいました。

その後、多くの方々の多大なるご支援により、平成七年秋に竣工し、三笠宮両殿下のお成りのもと、裏千家お家元 千宗室様により盛大な釜開きを挙行致しました。

焼失前の図面と照らし合わせて木材等の材質も全く同じで江戸時代の本格的数奇造りを忠実に再建されました。

内装は四畳半の茶室三部屋と六畳の仏間、水屋等からなります。

障壁画十三画は、日本画の大家、上村淳之画伯の御奉納による花鳥図です。

 

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好文亭に入ると待合に通されました。

待合から見えるお庭や内装を観させていただきました。

照明をよく見ると骨組みは檜でできていて、曲線になっています。
この曲線を作るのには木を削り落とさなければいけないので元は大きな板だったのだろうということが想像できます。

さりげなく贅沢で、そんな好文亭のお洒落心を感じ入って見とれていました。

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しばらくすると、待合からお茶席に通されました。

お茶席では上村淳之画伯の鶴の絵の襖絵がありました。

とても迫力があるのですが、それでいてお茶室の雰囲気を崩さず見事な襖絵です。

それぞれ席に着くとゆったりとした時間の中お手前が始まりました。

 

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お手前していただくのは煎茶道、宝山流です。
タイミング的に私が御正客の位置になっていました。

和服を着てなおかつ男だったら御正客に通される宿命だということは御抹茶の世界では、よくあるパターンです。
御煎茶なので、どうすればいいのだろうと思いましたが流れに身を任せようと思い、そのまま堂々と御正客の席に居座ってしまいました。
お花、軸、ふすまのことを質問しなければいけないのだろうかと頭の中は少し混乱していましたが、御煎茶の先生の方が上手に話をもっていって下さりそのおかげでリラックスして楽しむことができました。
そんな中すでにお手前は始まっていました。

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指先にまで神経が行き届いている美しいお姿でした。
私自身も緊張していましたが、そんなお手前されている方が時折見せていただく笑顔にお客さん全員が癒されていました。

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お煎茶の味もいうまでもなく美味しい味でした。
一般的な緑茶に比べると、苦くはなく、とてもお茶の香りが濃厚でなぜか甘みを強く感じました。
とても美味しく二煎もいただきまいた。

帰り際に上村淳之画伯の鶴の襖絵の前で記念写真を撮らせていただきました。

インスタグラムが繋いだ不思議な縁、実際には初めて会う私のために、私を信じ誠心誠意お茶席を楽しませていただいた多くの方々の支えがあってこその素敵なひと時を過ごすことができました。
宝山流の方々には大変感謝をいたします。

 

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好文亭外観です。

質素で美しい外観をしています。

外からは微妙にお茶会の様子が見えにくくなっています。

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最後までお付き合いくださりありがとうございました。

お地蔵さんの仏頭の彫刻の工程をストップモーションで作成しました。

まずは動画から

今回は合計、約3日ほどで彫刻、撮影、編集が終わりました。

クオリティーを高めればまだまだ高めていけると思いますが、多くの人が映像として楽しめる範囲内で、今後は妥協点を見つけて編集していきたいと思います。

画像と違い映像は手間かければかけるほど良くなっていくし半端なく時間がかかります。

本来やるべき彫刻をしたり、サボったり遊んだりする時間がなくなってしまうので、動画撮影をどこまで手を入れるべきか悩むところではあります。

YouTubeを見て思うのですが最高のものを多くの人が求めているのだろうかと思うことが多々あります。

こんなのがなんで人気なんだろうかとくだらないと思いながらもついつい見てしまったりします。

反対にこれはすごく手が込んでいて、きっと多くの人に人気があるんだろうと思うような動画であってもあまり見られていなかったりします。

私の投稿した動画は今回で118本目です。

最初に投稿した動画から比べると、動画に対する考え方が随分と変わりました。

そして昨日嬉しいことにYouTube登録者数が100人になりました。

ユーチューバーにとって100人は非常に小さい数字ですが、私にとってはとても大きな数字です。

今まで登録してくださった皆様や多くの視聴者さんなど、に楽しんでいただける、そして多くの人が求めている動画作りを目指して制作していけたらと考えています。

本当に皆さん、ありがとうございました。

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折り鶴を木彫する 6 完成

まずは動画から

動画は前回と同じです。

 

 

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この段階でも彫刻としては面白いと思うのですが、さらに仕上げていきます。

翼の形が決まったら、背中側から翼を丸刀で削り出して折り込みの山を表現して仕上げていきます。

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翼が削り終わると、あとは仕上げていきます。

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完成です。

 

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折り鶴を木彫する 5

まずは動画から、動画は前回と同じです。

 

 

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翼を広げた時の広がる根本を区別させて彫り出しています。

 

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さらに細かく線を加えて、削り出します。

下の線は前につながっているのでこの高さは左右合わせたほうが良いです。

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この段階では削り込むところと削らないところをはっきりとさせて彫り出します。

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横も何度も何度も削っていますが、最終的な折り込み角度を決めて仕上げます。

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折り鶴を木彫する 4

まずは、動画から。

動画は前回と同じです。

 

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後ろのしっぽの中心線も少し削り込みます。

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背中の△も徐々に、ピラミッド型に仕上げていきます。

小口面なので徐々に幅の少し狭い平刀1分半ぐらいが、ちょうどよいように思います。

 

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横の折り込みを決めていきます。

中央に線を引き、紙の折り鶴を合わせながら折り込みの高さなどを確認して鉛筆で加筆して彫り出します。

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前から見た時の折り込みも彫り出していきます。

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反対側の翼も同じように彫り出しす。

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後ろも前と同じように折り込みを彫り出します。

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折り鶴を木彫する 3

まずは、動画から

動画は前回と同じです。

 

 

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折り鶴の首の幅を徐々に決めていきます。

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翼の輪郭をだいたい描きこんで首の幅を描きこみます

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あだまだ首は太いですが、この状態でいったん残して別の角度からの彫刻に進みます。

あまり一方だけを彫りすぎると全体の堀の進み具合のバランスがなくなるのでできるだけ全体的に彫り進めます。

 

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後ろも同じようにしっぽの幅を決めて徐々に狭めていきます。

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上から見ると背中の三角形の彫が残っているので小口面で彫りにくいですが、彫りにくいところは彫数を増やして少しずつ削っていきます。

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前から見た状態で首の真ん中の折り目を少し彫ります。

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頭の折り込みも少し削ります。

徐々に徐々に整えていくといった段階です。

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折り鶴を木彫する 2

まずは動画から

動画は前回と同じです。

 

 

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ひっくり返して底を削りますが、そこの幅は折り紙と合わせていただくとわかるのですが意外と幅があるので彫りすぎないように気を付けます。

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前から見た状態です。

翼を広げると底から広がるのではなくて少し上の位置から広がっていますのでその、雰囲気を意識すると折り紙っぽく彫り合わせることができます。

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しっぽも幅を広く残しましたが、徐々に幅を狭めていきます。

折り紙なので面が平らなので定規を当てて仕上がるときれいに仕上がるとは思うのですが、フリーハンドであまりきっちりと描きこまないようにするほうが紙の雰囲気が出るような気がしたのであえてフリーハンドで描いています。

 

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底の部分は横は幅広に残しておいて法が良いのですが、前後から見た状態では非常に狭くしています。

まずは一番狭い底の幅を決めて翼の雰囲気を見ます。

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ら見た翼もアバウトに削っているので鉛筆で輪郭線を描きこみます。

 

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中央の線に向けて丸刀を入れ込みます。

 

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反対側も同じようにします。

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まずは動画で。

木で折り鶴を彫らせていただいたのは今回が3回目です。

一回目は10年近く前になると思いますが、香合として折り鶴を彫りました。

2回目は3年ほど前になりますが、私の親しい人が入院して、折り鶴ではなく木で彫った折り鶴をお見舞いに持って行ったのが2回目です。

そして今回、折り鶴をブログにアップしようと思ったのは、少し頑張れば、誰でもある程度は彫れるようになるなと思ったのと、プレゼントに適しているからだと思ったからです。

そして面が平らなので、彫ってみると意外と彫れるじゃんと思ってくれるのではないだろうかと思います。

 

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まずは最初に折り鶴をおります。

折り鶴の折り方を載せようかとも考えたのですが、折り鶴の折り方を紹介しているサイトは山のようにあります。

そちらで調べていただいて、まずは折ってください。

そして輪郭線に沿って鉛筆で木に描いていきます。

 

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上のようにノコギリで切り落として翼の広がりを出します。

 

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横から輪郭線を引いてノコギリで切り込みを入れておきます。

 

 

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尻尾とクチバシを残して羽の輪郭線を落とします。

 

 

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クチバシの折り込みの高さまで削り落としていきます。

 

 

 

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尻尾を残して次に進みます。

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