方便波羅蜜菩薩ほうべんはらみつ (梵名:Upayaparamitaウパーヤパーラミター)
身色 肌色
右手 索を持ち、羯磨衣を着す
左手 索を添える
台座 赤い蓮華に坐す
十波羅蜜の第七尊、方便の徳を表します。
羂索は摂取の働きがあり、方便を示します。
方便とは具体的な手段の意味で、菩薩が種々の方便をもって衆生を済度することを示します。
それには二種類あります
① 以上の六波羅蜜によって得た善根を衆生に回向して、共に無上菩提を求める回向方便
② 生きとしいけるものを救済する救済有情方便です
合掌