檀波羅蜜菩薩(だんはらみつ) 梵名 Danaparamita ダーナパーラミター
尊形
色 肉色
左手 金剛盤を持ち、花を盛ります。
右手 小指と親指を立てて人差し指、中指、薬指を屈します。
衣 羯磨衣を着します。
台座 赤い蓮華に坐ります。
解説
十波羅蜜の第一で、布施の徳を表しています。
十波羅蜜菩薩はすべて女尊の姿です。
羯磨衣は作業のための衣であって、働きやすい姿をしています。
左手に持っている金剛盤には花が盛られていますが、この花は七宝(金・銀・瑠璃(るり)・玻璃(はり 水晶)・硨磲(シャコ シャコガイの略)・珊瑚(さんご)・瑪瑙(めのう 層状または縞状のある鉱物))七宝から成る花で、それらの花を衆生たちに施すことを示しています。
布施には財施・法施・無畏施の三種あります。
合掌