仏像の手の彫刻 握り手の制作行程 8

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まずは鉛筆で描いた指先の爪を丸刀を使って彫りだします。

 

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爪のアールに合わせて丸刀を上から押さえて少し回転させます。

すると少し食い込むのでその輪郭線に沿って、爪先から幅の狭い平刀を使って、輪郭線に向って削ります。

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さらに最初に入れたアールをずらして、同じように丸刀を軽く押さえて甘皮を彫りだします。

 

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同じように他の四指も彫りだし増すが若干大きさを変えます。

親指よりやや小さく人差し指、中指、薬指の爪を彫りだします。

さらに若干小さく小指の爪を彫りだします。

 

 

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首飾りの腕釧(わんせん)はリングの部分と菊座の境目を削りだします。

 

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さらに菊座の切り込みを入れる箇所に鉛筆で下書きをして、刀をいれます。

 

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菊座一枚一枚に丸刀で内側をへこませます。

 

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最後に菊座の角を斜めにカットして手も全体的に仕上げてます。

 

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さらに腕釧を仕上げて、完成です。

出来上がった手は下の最初へ(完成)のリンクに張っておきます。

 

 

 

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