自画像の彫刻 2 木取り

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私の彫刻の進め方は、始めて彫刻する人にとってはわかりにくく難しいところもあると思います。

本来ならば、輪郭線などはきっちりと下書きをしなければいけません。

そうしないと、彫っている途中に迷いがでるからです。

私の下書きで、最も重要なところは鼻の位置、耳の高さ、を意識しています。

それ以外の箇所は結局のところ削り取られるので長く残るところを頭に入れておきます。

この下書きをする前にiPadminiで前からと横からの自分を撮影しました。

あまり様々な角度から撮影しすぎない方が良いかと思います。

迷いの原因になります。

ですので私は前と横だけを撮影してそれいがいでは自分で自分の顔を触りながら彫り進めていきます。

 

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横からの絵は少し迷いましたが、一番大事なのは外側の線ですので、細かいところは仕上げの段階で決めます。

横の位置もやはり、鼻と耳の位置を一番重要だと決めそれ以外は彫りながら考えていきます。

 

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まずは第一刀、外側から攻めていきます。

頭の丸みを出して、次に顎を決めてどんどんと真ん中に移動します。

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顎の位置よりも若干下の位置に切り込みを入れて斜めから落とします。

 

 

 

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