まずは動画から
荒彫りから仕上げまでそのほとんどを2時間半収録しました。
今回は、能面の彫刻をします。
能面といっても、半分のサイズです。
なぜ半分のサイズにするのかというと、私自身能面を彫刻したことがあるのですが、製作した能面が実際に能楽で使われるものであれば、サイズをきっちりと合わせて制作します。
しかし実際にはお面を見て鑑賞することだけになります。
私個人的には小さいサイズの能面が好きなんだと思いますが、家に飾っていても洒落た雰囲気で楽しめます。
作るという観点においてもサイズを合わせて、木曽ヒノキの柾目にこだわるよりも、どこにでも手に入る材料で小さいサイズから始めたほうが最初の彫るというスタートを切りやすいからです。
何度か小さい能面を彫ってみて、サイズや材質をこだわりたいという気持ちが高まってきたら、その時に初めて能面を作る本なども出ているのでアマゾンで購入して、しっかりと独学して面打ちを楽しむことをお勧めします。
そしてさらに学びたいと思えば、能面の教室もあります。
ネットで検索するとたくさんヒットすると思います。
私がこれから能面の彫り方を紹介するのは最初のは入り口だと思ってください。
まず最初に能面(小面)の型紙を作ります。
あらかじめ半分のサイズにプリントアウトした能面の断面を型紙に糊で貼り付けます。
すべて貼り付けらえれたら、カッターナイフでカットします。
カットできました。
次に木に合わせて鉛筆で輪郭線をひきます。
輪郭線にそって木を削りました。
型紙の中に目鼻口の情報が載っています。
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