半分のサイズで能面を彫刻する 小面 6  目鼻口の穴をあける

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裏面がある程度、彫りだせたら前の目鼻口の穴をあける箇所をきっちりと決めるために、下書きしながら微調整をしていきます。

 

 

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髪の毛の線を入れる事によって、全体のバランスの確認ができます。

そして眉毛もいれて、全体を見ながら目のラインを徐々に決めます。

そして鼻の穴や口の穴も目と同様に微調整しながら決めます。

 

 

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裏面と表面、同時に確認しながら錐を使って基準の小さな穴をまずは目からあけます。

 

 

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そして鼻の穴も錐であけます。

口は下唇の上を幅の細い鋸を使って少しずつ刻みを入れます。

 

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鋸を入れたところは裏面を徐々に彫り込むと鋸で引いたところが見えてきます。

それを基準に裏と表から下唇の膨らみを彫りだします。

目も錐で穴が貫通しているので裏から彫りだして徐々に穴を広げていきます。

そして目の穴は四角にします。

四角くする事で若さを表現します。

少し年を重ねてくると、目の穴を丸くします。

今回は若い女性の表情なので目を四角くしています。

 

 

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