初音ミクの全身像の彫刻(着物)

hatune zensin

目次

初音ミクの全身像の彫刻 1(着物)

木彫りの初音ミクの途中段階 2

初音ミクの全身像の仕上げ前の段階 3

初音ミクのお顔の修正 4

木彫りの初音ミク 5 完成

前回、私は掌に乗るサイズの香合の初音ミクをレリーフで制作しました。

今回はその続編という事で全身像を彫刻してみようと思います。

私が初音ミクを彫刻しようと思うに至ったいきさつは、検索エンジンで3Dプリンターを調べようと思ったら初音ミクの3D加工を木製で制作していた動画を見たのがきっかけでした。

それでは手彫りで彫刻をしている人はいるのだろうかと思い検索してみると意外にも少なく、その中でも台湾人の制作した初音ミクは、クオリティーが非常に高く、日本でそこまでのクオリティーで作っている人は、実際にはいるのかもしれませんが、検索しても出てきませんでした。

香合の初音ミクの件もあり、いつかはクオリティーの高いのを作ってみたいと思っていました。

もちろん着物姿での制作です。

話はそれますが、私が小学生の時に広隆寺でみた仏像に圧倒された経験がありました。

それは、クオリティーの高さとか表情の豊かさ、迫力です。

その当時はすごいと感じていただけですが。

衣のなびいている表現、衣文線(衣のしわ)のリアリティー、仏像の肌に触れでば、人間の肌のように柔らかくへこむのではないだろうかと思えるような表現力など、とても人間技とは思えない技術に圧倒されていたのだと思います。

私はたまたま仏像に圧倒されたのですが、もしかしたら別の何か違うものでも、リアリティーや迫力を感じられるものがあれば、同じように感じていたのかもしれません。

仏像なら多くの仏師さんが沢山ネットに配信しているので仏像だけでなく、もっと多くの人に楽しんで見てもらえるような、そしてクオリティーの高いものを披露できたら面白いだろうなと思っていました。

それで初音ミクを作ってみようと思ったのですが、みんなのためとかっこ良い事を書きながら実際には私の自己満足の世界なのかもしれませんが。

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