初音ミクの全身像の仕上げ前の段階

hatune miku zensin

今回の彫刻で一気に仕上げようと思っていたのですが、お顔の表情がなかなか決まらず、表情の微調整をもう少し詰めていけば、後は仕上げる段階に移りたいと思います。

しかし、これ以上触ると、表情が崩れていきそうなので一時休みます。

今までに私は、仏さまのお顔は当然のこととして、人間の顔も挑戦したことがありましたが、人間でもない仏さまでもない、キャラクターのお顔はまさに未知の領域だったと彫進めながら漠然と思っていました。

彫る前の私はアニメの顔は簡単なのではないだろうかという勝手な思い込みがあったのだと思います。

しかし、目が普通ではありえないぐらい大きな目をしていたり、全体のデフォルメのやり方など、かなり難しいと感じていました。

芸子さんをモデルにしているので、楽しい表情、真剣な表情、崇高な自尊心、美しいしぐさ、などが表情に織り込まなければいけないのだと思いますが、目が大きいのでそれがかえって表情を作るうえで難しくしています。

あと少しで仕上げだとはいえ、実際に彫り始めるとあっという間に4時間ほど経過していたという事にもなりかねません。

着物姿をどこまで細く見せるのか、それも気を使っています。

あまり細すぎても、力が抜けたような雰囲気にもなるし、初音ミクの細さと着物の厚み等を考え、ちょうど良いバランスの細さにしていきたいと思います。

 

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目次

初音ミクの全身像の彫刻 1(着物)

木彫りの初音ミクの途中段階 2

初音ミクの全身像の仕上げ前の段階 3

初音ミクのお顔の修正 4

木彫りの初音ミク 5 完成

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