印刀の彫刻刀を力を入れて立て込みを入れている最中に柄が折れて中の印刀の刃が取れてしまいました。
この印刀も10年以上は使ってる彫刻刀で、刀身もかなり短くなっています。
それで今回、刀身が短くなった彫刻刀に穴をあけて、糸を巻いて頑丈にしてみようと思います。
まずは最初に、糸を巻く位置を確認してから穴をあける位置を決めたら、細い穴をきりで穴をあけます。
おして
次に金工用ドリルで穴をあけます。
ドリルで穴をあけるときは下に厚めの木を置いて、貫通しても机に穴があかないようにするのと、力がかなり加わるのでしっかりと固定してぶれないように安全にドリルを使います。
上の彫刻刀が貫通している画像は確認のために横に向けているだけです。
両方とも穴があきました。
次に細い木の先を丸めて、穴に差し込みます。
そして、最初は少ししか入りませんが、細い丸ダボが入らないきゅっと締まった跡がつきます。
その跡を、少しずつ削りながら差し込んで、貫通させます。
貫通しました。
次に瞬間接着剤を入れて、しっかりと手で押さえます。
丸いダボには後で糸を巻くので接着剤を入れていません。
丸ダボを切って削りました。
糸を巻く溝をつくり、糸を巻き瞬間接着剤を差したら完成です。