完成
とりあえず一旦完成としますが、これから先も気になる箇所がでてきたら、補正を繰り返します。
しばらく置いておくと、さらに乾燥して固くなりますので木で作った木べらのようなものだと補正が難しくなり、そういうときは切れなくなったカッターナイフなどを使って削ります。
また盛り上げたいところや削りすぎたところなどは柔らかい紙粘土で埋めたりして整えます。
完成
とりあえず一旦完成としますが、これから先も気になる箇所がでてきたら、補正を繰り返します。
しばらく置いておくと、さらに乾燥して固くなりますので木で作った木べらのようなものだと補正が難しくなり、そういうときは切れなくなったカッターナイフなどを使って削ります。
また盛り上げたいところや削りすぎたところなどは柔らかい紙粘土で埋めたりして整えます。
指に水をつけて全体をならしました。
それから竹串や木ベラなどを駆使して、唇、や目に筋をいれています。
もし氷を砕くアイスピックのようなものがあれば、作業がスムーズにいきます。
金属なので、思う通りの線がきっちりと出す事が出来ます。
耳の穴を基準にして筋を引いていきます。
完全に乾いていないので、削ると表面ががたがたします。
後で修正するでこの段階では細かいところは気にせずにフォルムを気にして全体を彫りだします。
あとは、木べらに水をつけて表面を整えます。
するとぼこぼこしていた表面の中に粘土が埋まります。
木べらの先に水を浸して少しずつ押さえつけながら仕上げていきます。
前回制作した状態から一日経過しました。
身の回りにある竹串と定規を使い中心線と額口の横線、目のライン、唇のラインを全幅の3分の1の長さの幅に均等にひきます。
側面も同じように引きます
少しずつ目決めていますが最終的な目の位置はこの位置に決まるかどうかまだわかりませんので、全体を見ながら代替の位置を一度きっちりと決めてみます。
そうすると全体の雰囲気が見えてきて、鼻の位置などが見えてきます。
先ほど目の位置を決めましたが、少しボリュームを持たせるために目の周りを削ったり、盛り上げたりして立体感を出します。
耳の下の位置は紙粘土に引いた下線より若干でます。
後頭部はこぶみたいなのが二つ出ていますがこれは無理して作らなくても良いです。
耳の位置から顎のラインのくぼみをつけます。
顎と首の関係が決まってくると、全体像が見えてきます。
今日、紙粘土で制作している仏頭が完成しましたのでまずは動画にしてみました。
前回の動画の続きです。
二日、置いておきました。
固くなりすぎないように調整しながらビニール袋にいれていました。
道具は三種類ありますが、紙粘土を成形しながら木の彫刻刀の先を少しずつ修正して、削りやすい大きさにしていきます。
丸刀のように目と鼻の間にくぼみをつけています。
顔の中は何度も言うようですが、難しいところが沢山あります。
木彫だと一発勝負のところがありますが、紙粘土だと何度も失敗できるので、ここで何度も何度も思い切って削って沢山失敗してください。
上達を早くするのは、大胆な彫刻です。
カッターナイフは一度使うと切れなくなるのを覚悟してください。
その時のために替え刃も用意しておいてください。
削りすぎたところは柔らかい紙粘土で補修します。
目鼻口耳の輪郭線が見えてきたら、水をヘラに含ませて表面をなぞります。
最後にビニールに入れて今日の作業は終わります。
柔らかい紙粘土の状態での制作はこのページで最後です。
次回は半乾きの状態で削りながら仕上げていくので、削る事を頭に入れて少し膨らました仏頭のかたちにに粗く仕上げます。
目鼻口の凹凸はプラスチック定規の面を当てて押さえつけています。
半乾きにするためにビニールなどをかぶせずに1日放置します。
指で固さを確認しながら、完全に固まらないようにします。
面相がぼんやりと見えてきたら、柔らかいうちに色々と実験をしてみると、良いです。
実験といっても難しい事ではなく、定規を彫刻刀の印刀と想定して、木彫をするように刻んでみます。
なかなか巧くいかないと思いますが、その時はまた粘土で埋めましょう。
まだ柔らかいので耳の線がずれてきます。
ですのでこの段階では粘土の可塑性で右をへこませたら左に傾き前をいじれば後ろに押されるので、そのつもりで、きっちりと形を決め過ぎないようにします。
木彫を経験して紙粘土を触ると、柔らかくて、凹ますと反対側に押し出されたりと木彫にはない難しさもあります。
削るのが得意な人、粘土のように足していくのが得意な人様々ですが、このサイトでは木彫を中心としているので木彫のような成形方法で進めていきます。
最初のこの段階ではあまり細かく作らず、丸みを持たせます。
プラスチックの定規を使って成形していますが、木のヘラがあればそちらの方が良いです。
全ての道具が完璧にそろっている事が上達のスピードに直結するかどうか疑問です。
最初のは入り口は、簡単で良いので手元にある道具を駆使して彫刻をまずは楽しんでください。
その中で創意工夫をしながら進めていきます。
私もブログの中で独自のやり方をしているところもあるので、私のやり方をヒントに、またそれよりも良い方法があるという方がいらっしゃいましたらメッセージをください。
いつでも大歓迎です。
紙粘土を丸く整えたら今度は額口や耳の位置、目鼻口の位置を軽く定規で跡をつけて確認しながら整えます。
これから作る紙粘土を使った仏頭の制作は私の独自のやり方です。
本格的な彫塑を勉強しようと思っている方が見られたら、変な癖がつくかもしれませんので、他の方が教えているウェブサイトがあればそちらの方を参考にされる方が良いと思います。
あくまでも木彫の勉強として制作をします。
制作の進め方としては紙粘土を半乾きの状態で少し固くなったところに木彫のように削ります。
削る道具を今から試しながら作ってみます。
手探り状態ですが、まずは何でも良いので細長い木を用意します。
そして刃先に当たる所を下の写真は丸刀ですが、このように削ります。
少しずつ先を細くします。
実は上の写真の道具は実際に使ってみると少し刃先が大きすぎました。
そこでもう少し細い道具を追加で作りました。
10㎝弱の幅にします。
上は丸刀を模しています。
細い平刀を模しています。
上の写真のように貧乏臭いですが両端を利用しています。
他にも印刀を模したものも作りました。
印刀
平刀
様々な丸刀の幅
これらの道具を作るにあたり、あまり完璧には作らない方がよいです。
実際に制作するときに使い勝手が悪い場合もありますので、その時は道具の先を削りながら理想の道具に育ててみてください。
話が前後しますが紙粘土の土台を作るにあたり、心棒の削りだしよりも手軽な方法がないかと
思い私なりに考えてみました。
心棒をネジで固定する方法です。
もっと効率的な固定方法があるのかもしれませんが、他に良い方法があれば独自で試していただければと
思います。
用意するものは、心棒とそれを固定する角材とネジと5mmぐらいの板を利用します。
右が心棒になります。
引っかかりがないと紙粘土がスポット抜けてしまうので下の図のように削り落とします。
心棒ができました。
次に心棒を固定する板を角材の大きさに合わせて固定できるように用意します。
上のバツ印にネジが入ります。
いきなりネジを入れると割れたりする恐れがあるので、まずは錐で小さな穴をあけます。
ネジの幅よりも若干小さな穴をあけます。
ネジの頭がすっぽりと入る大きさの穴を真ん中以外で半分ほどの深さまであけます。
中央の穴は反対側から半分ほどの深さまで空けます
あらかじめ中央のネジは反対側から入れておきます。
四隅のあなにネジをいれて、土台と板を固定します。
あとは、心棒とネジを合わせてくるくると回していくと固定します。
これで土台の完成です。
余分目にもう一つ作っておきました。
紙粘土でお顔の彫刻
上の画像は現段階の途中段階です。
なぜ紙粘土で仏像を制作するのかというと、木で彫刻すると彫りすぎたときに、修正がきかない一発勝負のところがあります。
しかし、木は彫るという行為そのものに面白みもあり、また仕上がったときのモチベーションも木の方が木目が楽しめたりといろいろと楽しめます。
本来ならば木を使って木彫だけで顔の練習をしたいところですが、そうなると沢山の顔を彫る事になります。
これから紙粘土を使って仏像の顔の表情を制作していきますが、この練習方法だと比較的早く理想の表情に近づくと思います。
これからの作るお顔の制作の大まかな流れとして、最初に盛り上げて、ある程度の顔の形にして、半乾燥させます。
そして削り、また盛り上げて、乾燥させて、また削り、ということのくりかえしの作業になります。
道具はできるだけ身近にある物で作りたいと思います。
紙粘土は、値段が一番安いものでも充分です。
ヘラの代わりにプラスチックの定規を使います。
木を用意するのは難しいかもしれませんが、下の角材は心棒を削りだしています。
上が主に制作スのに必要な物です。
あと鉛筆とカッターナイフも使います。
心棒を削りだしています。
寸法は身近にあった角材の最大幅を利用します。
この木の場合は幅が63ミリです。
上の画像が顔の正面になります。
すべての面の中心線を引きます。
こちらは横から見た画像です。
顔の向きは向きは(前←)になります。
中心線の横に一本線が引いてありますが、この線が耳の線になります。
幅に対して3分の1の幅で、21ミリになります。
まずは心棒に紙粘土をぎゅっとくっつけます。
それから周りに紙粘土を盛り上げます。
幅の3分の1の長さを基準に鉛筆などで印を付けます。
三目盛り目が額口になり、そこが仏像の髪の生え際にあたります。
高さは4目盛り目が頭頂です。
このような形で目盛りの筋が入りました。
木彫のように削り落とすように定規で顎を落としています。
横から見るとこのようになります。
耳の後ろを落としています。
後頭部になります。
正面の画像です。
顔の正面で上から見て丸みをつけています。