無量音声仏頂 むりょうおんじょうぶっちょう
(梵名:Anantasvaraghosacakravartin アナンタスヴァラゴーシャチヤクラヴァルティン)
身色 黄色。
左手 螺貝をのせた蓮華を持つ。
右手 胸の前で掌を立てて、頭・中指を屈す。
台座 赤い蓮華に坐る。
三仏頂の一つ、無辺声/無量声などともいいます。
密号に妙響とあるように、いかなる機根の衆生に対しても限りない音声をもって優れた如来の法を漏らすことなく説きます。
三形の螺貝は響きわたる説法を表すもので、すなわちこの尊は、如来の諸法の徳をあらわしています。
合掌