彫刻刀の柄を細く削り落として複数の彫刻刀をペンケースに収められるようにする。 その3 3ミリ幅の丸刀の穴をあける別の方法

tyoukokutou hosoku-48

今回の彫刻刀は刃先が丸い丸刀です。

幅が一分(3ミリ)という細い道具なので、今回は別の方法で穴をあけてみたいと思います。

 

tyoukokutou hosoku-49

まずは前回同様に短くしてペンケースに入るようにします。

前回は彫刻刀の柄を張り合わせて作っていましたが、細い丸刀の場合ドリルの刃先で穴をあけてそこに突っ込んで固定をします。

今回はドリルを使用していますが、前回同様にあらかじめ半分にした板に彫刻刀の形状に合わせて彫刻刀で削り合わせる方がよりフィットします。

 

 

 

tyoukokutou hosoku-50

まずはドリルで穴を開ける前に槍であらかじめ小さな穴を作っておきます。

tyoukokutou hosoku-54

 

 

tyoukokutou hosoku-51

あらかじめ彫刻刀の柄を細くしておきます。

 

tyoukokutou hosoku-52

 

 

tyoukokutou hosoku-53

さらに細くして穴に差し込みます。

 

tyoukokutou hosoku-55

 

 

 

tyoukokutou hosoku-58

差し込み蓋のほうも同様に細くします。

 

tyoukokutou hosoku-59

この後の写真は別の彫刻刀で説明しています。

tyoukokutou hosoku-60

前回同様に彫刻刀の柄と差し込み蓋の接地する所の隙間を少しずつ確かめながら削り合わせます。

 

tyoukokutou hosoku-40

表面を仕上げながら細めていきます。

この時にほぼ完成に近い形まで鉋で仕上げ、この後のペーパー仕上げは軽くこするだけにしておきます。

 

 

 

tyoukokutou hosoku-41

 

 

 

tyoukokutou hosoku-42 tyoukokutou hosoku-46

椿油を塗りこんで完成です。

 

写真は前回と同じ道具を使用していますが、やり方は同じです。

その2へ(9ミリ幅の印刀の調整)      その4へ(6ミリ幅の丸刀の調整)

 

 

 

 

[`evernote` not found]