弁財天の彫刻過程のYouTube動画です。
YouTube動画からでも造佛記と検索すればでてきます表示されると思います。
曲名】 千年の追憶
【サイト名】フリー音楽素材 H/MIX GALLERY
【管理者】 秋山裕和
【アドレス】http://www.hmix.net/
目次
寄木造りの原型の琵琶を持つ弁財天を彫刻 1 四角い木から線を引く
寄木造りの原型の琵琶を持つ弁財天を彫刻 2 御顔の荒彫りと膠接着
寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻3 御顔の荒彫りと全体の荒彫り開始
寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻4 漠然とした全体のフォルム
寄木造りの制作行程 7 目安線を彫刻 彫り進め過ぎずに彫刻する
寄木造りの原型 制作行程 8 弁財天の彫刻 手足をぼんやりと彫り進めて全体を進める
寄木造りの原型の制作行程 弁財天の彫刻 10 下図線を基準に彫刻をすすめる
寄木造りの制作行程 弁財天の彫刻 11 衣紋線などの細かな表現
寄木造りの制作行程 弁財天の彫刻 13 琵琶などの持物や細かな部分の彫刻
今回、弁財天の原型を彫刻します。
以前、釈迦如来坐像の寄木造りをご紹介しましたが、その釈迦如来の彫刻と並行で荒彫りまで制作していました。
その弁財天の制作過程をこれからご紹介したいと思います。
上の画像は左から胴体の前後材2材、膝前(琵琶を含めて)1材、左右の肩2材、の計5材を使って制作します。
接着前の仮組してみます。
前、から順に左斜め、左、斜め後ろという風に、順にならべてみます。
上の四角い木にマス目を引いていきます。
マス目は、ひとマスの大きさが一寸(30.3ミリ)の大きさにします。
額の髪の生え際までが5つ目に当たり、その長さと膝前の横幅が同じになるように彫ります。
膝前の幅が5つなのですが、琵琶を持つのでその分、余分を取っています。
真横の画像です。
胴体の奥行きは2つ膝前は一つ半で合計3つ半が本体部分です。
膝前の裳先の分が余分にとってあります。