膠の接着が固まったので御顔を丸めていきます。
上から見ると最終的には頭の形が丸くなるのですが、四角に角を丸める程度に彫りすぎずに残しながら、全体的に大きく残しておきます。
上の画像は膝前の荒彫りのの開始すぐの状態です。
マス目で言うと膝の幅が5つあります。
余分は琵琶の部分をのこしています。
ここで膝前を合わせてみます。
まだ接着はしていませんが、もう少し彫り進んでから三千本膠(接着剤)を使って接着をします。
合掌
目次
寄木造りの原型の琵琶を持つ弁財天を彫刻 1 四角い木から線を引く
寄木造りの原型の琵琶を持つ弁財天を彫刻 2 御顔の荒彫りと膠接着
寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻3 御顔の荒彫りと全体の荒彫り開始
寄木造りの原型 琵琶を持つ弁財天を彫刻4 漠然とした全体のフォルム
寄木造りの制作行程 7 目安線を彫刻 彫り進め過ぎずに彫刻する
寄木造りの原型 制作行程 8 弁財天の彫刻 手足をぼんやりと彫り進めて全体を進める
寄木造りの原型の制作行程 弁財天の彫刻 10 下図線を基準に彫刻をすすめる
寄木造りの制作行程 弁財天の彫刻 11 衣紋線などの細かな表現
寄木造りの制作行程 弁財天の彫刻 13 琵琶などの持物や細かな部分の彫刻