前回、線を引いた木を今回は組み立ててみます。
組み立てるとお釈迦様がお座りになっている様子が図面と照らし合わせるとなんとなく想像が出来てくるのではないでしょうか。
一通り周回したところで次にお顔の幅を引いていきます。
幅は一つ半、つまり一寸5分です。
まず最初にお顔の幅をのこぎりでカットします。
のこぎりをあまり使った事がない人にはのこぎりを引くという行為もなれない作業なので斜めに切り落としてしまう可能性があります。
前後左右確認しながら直角に切れているかどうかを小刻みに確認してのこぎりを入れる面も前面、後面、上面
と、前面が1センチは入り込んだら次は上面、そして次は後面、と交互にのこぎりを入れていきます。
次回は、彫刻を始める前の状態までのこぎりを使って進めていきたいと思います。
寄木造りの制作行程 8 釈迦如来坐像 体のラインを意識して彫る
寄木造りの制作行程 11 釈迦如来坐像 YOUTUBEへ投稿
寄木造りの制作行程 16 釈迦如来坐像 仕上げの段階 (ニコニコ動画の話題の動画に取り上げられました。)